
いちこ
@ichinics
2025年11月3日
遠くまで歩く
柴崎友香
2025年読了本
コロナ禍、主人公の小説家が「実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに」というオンライン講座のゲスト講師をつとめることになる。
そこでいろんな人の人生の断片を見聞きしていく……という感じで話が進むのだけど、
記憶について、街の今昔、老いと若さ、停滞している時間、などなど、時間の流れについて思いを馳せる感覚が、自分もコロナ禍によく考えていたことと近く感じられて、だから私はコロナ禍の物語に興味があるんだなと思ったりした。



