遠くまで歩く

115件の記録
- 山口慎太朗@shintaro_yamaguchi2025年5月21日読んでる書き仕事とフルタイムアルバイトのつづら折りで相変わらずこういうパツパツの時の抜き方がまるでわからない、「ゆっくり本を読みたい」だけで頭の中がパンパンになる、それで突然今日は無理だもうとバイトを休んでベローチェで読んでいたら大学生の時のことなどを思い返して本を閉じて窓の外を長いこと見た、「遠くまで歩く」ってこのことだろうかと思った、柴崎さんの文章に何回も助けられてきたなあ
- maaaaakiiiii@maki11062025年5月6日読み終わった満足。余韻。 現在活躍中の女性作家で、出たら必ず読む、のは川上未映子さんと津村記久子さんと柴崎さんあたりなのだけれど、柴崎さんがいっとう、解析というか「よさ」の説明が難しい。私には。 とにかく、急いで読み終わりたくないたぐいの小説なのよね〜
- ごっちん@ikuko04182025年5月5日読み終わった歩きながら見たもの、聞いたもの。 場所と記憶。 それらを表現することのおもしろさや難しさ。 ひとりでいる時間と人と話す時間とを行ったり来たりする豊かさみたいなものをじわりと感じる。 柴崎さん、やっぱりおもしろいな。 最後に知っている場所(玉川上水から武蔵美あたり)が出てきて、一緒にみんなで歩いたような気になった。 表紙の絵も、読み終わってから眺めているとすごく合ってる気がする…。
- チャトラビ@beekichi2025年4月30日読み終わった@ 待合室p344 またすぐに会える、いつでも行けると思って、そのまま会っていなかったり行かなかったりすることはこれまでの人生の中で数多くあったが、それがこの数年の行動が制限されていた期間にくっきりと意識された。またすぐ、いつでも、と思っていても、それが突然できなくなる、「次」が気軽な当たり前のものではなくなるかもしれないことがよくわかった。 ヤマネだけでなく、他の五人もそれをよく知っているから、今日はここに来たし、また会いましょうと話すのだ。 読後の余韻が心地よくて、まだしばらく302教室の人たちと歩いていたい気持ち。 新聞連載を読んでた人は、毎日楽しみで連載中は新聞やめられなかっただろうな。好きな回を挿絵とあわせて切り抜いたりして。
- riu@riufish2025年4月28日読み終わった@ 本の読める店fuzkue初台fuzkue本 fuzkueへと辿る道はだいたい同じ 車窓の景色 駅の音 バスの揺れ 過ぎる時間のかさなり 人 記憶のもっと底のそこへ
- チャトラビ@beekichi2025年4月26日まだ読んでる4月24日までに読みたいとか思っていたけれど。 読んでいるとそんなことはどうでもよくなり、少しずつ読む。 カレン・ダルトンの曲を聴いたり、表紙の絵(ピーター・ドイグ)のことを調べたり。 装丁を見ていたいので、ブックカバーを透明なものに変えた。
- マサ企画室@masa13pub2025年4月21日読書会読書会課題本@ 本と喫茶 夢中飛行次回の読書会はこちらー! 読書会の周年月なので、時間や記憶をテーマにした作品でやってみます! ★6/22(日)10時開催
- 読書日和@miou-books2025年4月20日読み終わったもう忘れかけてたコロナ禍の様子を思い出した。 コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』という講座を担当することになる。 今では一般的になったzoomを通したやり取り、あー、当初はこうだったなとか、ちょっと懐かしいくらい。講座を通してめ合い、励まし合うメンバーたちも好ましい。 物語は文中の登場人物たちの会話が中心。言葉から情景を想像して、読みながら頭のうちにいくつもの情景が広がった。 出だしからしてすごい文章。「校庭で振り返ったときに見たあの美しい夕陽を覚えているかしら。」 主人公が同窓会で同級生に聞かれた「廊下から見たあのすごい夕焼けを覚えてる?」。どちらも見ていないけれど、自分の心のうちにその景色が広がる。この本全体を通して、ゆったりと情景を楽しむ本だなぁ、と感じた。 「5分だけの散歩」、気になるなあ。
- チャトラビ@beekichi2025年4月18日まだ読んでるこのところとても忙しい。。 やっと78ページ。 仕事の休憩時間にすこし読む。 P69 もし、私が道を歩いていて十字路で悪魔か、わからないけど謎の存在に出会って、 …この後がとても好き。
- ズゴ子@zugocco2025年4月6日読み終わった現在は過去になるし 現在は未来になるよね ってなあたりまえのことだとしても 私はこの小説を読まなければ思いつかなかった 世界中が混乱したほんの5年前を 私も経験していたのだよ、忘れかけていたけど
- なかやま@asheepinthewell2025年3月31日読み終わった借りてきた柴崎さんらしい、大勢の人の時間と土地の話を次々に聞いているみたいな小説でした。今日、歩いたりバスから外を見ながらいろいろ考えて、さっそく影響されてるな、と。
- riu@riufish2025年3月24日読んでる@ 本の読める店fuzkue初台しあわせなfuzkue読書 記憶の中にあるもの 記録の中にあるもの このところそんなことを 歩きながらずーっと考えている
- ロッタ@rotta_yomu2025年3月22日読み終わった耳をそばだてると聞こえるくらいの音量でぶつぶつとつぶやいている小説。この小説を読んでいる時のわたしは、刺激ではなく静けさを求めていたので、読むタイミングがちょうどよかった! 「話した声はそのときのその場で消えて、大半は録音も記録もされていなくて、誰かの記憶には残っているかもしれないが、それもまたそれほど長い時間残るわけではない」 この文章がこの小説のすべてを表していると思っていて、なんでもないことの共有と忘却を繰り返して積み重ねてわたしは生きている。だからこそなんでもない何かを誰かと共有し続けたい。きっとすぐに忘れてしまうけどそれでいい。
- kirakira30@kirakira302025年3月21日買った読んでる実は1週間ほど前から少しずつ読んでいる。 どうしてか、とても心が平らかになるのだ。 そして、昨日はバスの中で読みながら最寄りのバス停で降りたら、空があまりにも綺麗でケータイでパシャリ。どんな文章を合わせようか妄想ふくらむ。 たぶんゆっくりゆっくり読んで味わっていくだろう、1冊。
- 橋本亮二@hashi_shi2025年3月15日読み終わった読売新聞連載の単行本化。新聞はまったく読んでいなかった、連載のことも知らなかった。twililightでのトークイベントで「新聞連載だから一回きりでも面白く読めるように意識した」と柴崎さんが言っていて得心。何度でも読みかえしたい。
- 阿久津隆@akttkc2025年3月7日読んでるここ何日かは一日数ページずつしか読めない感じだけど、短い時間であっても、小説の舞台という今こことは違う時空間まで出向くことでほぐれる頭は確実にあるよねと思う。それはそうと遠くまで歩きたい。
- 阿久津隆@akttkc2025年3月6日読んで寝るReadsリリースから15時間くらいかな。一人で勝手に怒涛の一日でした。 AppStoreブックカテゴリランキング1位に・・・(画像添付何度やっても失敗・・・) 検索がぶっこわれました。ユーザー検索も急いで入れたんですがうまくいかず。画像も添付できないし。サーバーが危うくなって増強しました。 ちょっとしばらく混乱の時間がありそうですが、誠実にやっていく所存です。しばらくご迷惑をおかけしてしまうかもです。歯がゆい〜! とりあえずローソンで買ってきたミートソーススパゲッティを食べてビール飲みたいと思います。
- 阿久津隆@akttkc2025年2月27日読んでる回を重ねることで講座の参加者たちが登場人物化していくことにもびっくりしている。エキストラだと思っていたら全然登場人物じゃん、みたいな。Zoom小説すごい。
- 阿久津隆@akttkc2025年2月27日読んでる風景描写は、気を抜くと何も像を結ばずに流れていく。気づいて戻り、景色を立ち上げる。そういう作業を続けていると講座は第4回とかになり、そうすると前に見た課題の続きというか、同じ人の別の作品が登場して、そうすると連続性というかコンテキストが生まれてきた。積み上がってきた! とびっくりした。こんな形で小説に流れができていくとは。
- 阿久津隆@akttkc2025年2月26日読んでる僕も印象に残っていた『百年と一日』のラーメン屋の話を講座の参加者のひとりがして、それもあって、そうか、この小説の積み上がらなさ、積み上げなさは、『百年と一日』なんだ、と思った。『百年と一日』の長編版というか長編の中に『百年と一日』が含まれている感じ。 それにしてもこういうところもそうだけど、ずっと、新聞の連載でずいぶんチャレンジングなつくりというかラディカルな姿勢の小説だよなあ、と思いながら読んできたけれど、タイトルは出されていないながらも明らかに『百年と一日』とわかる小説まで出てきて、いよいよ主人公が著者とほとんど重なる感じで、やっぱり凄い。毎回そうだけどどんどん凄みが増していく、と今作でも思う。人物を造形することが余計なことかはわからないけど、どんどん余計なものを捨てていくような感じというか。もうほぼ自分で全然いい。ここは全然なんでもいい。という感じがする。強い。という感じ。
- 阿久津隆@akttkc2025年2月25日読んでるたくさんの場所、たくさんの時間がふわっと立ち上がっては消えて、でもそれは消えきるわけではなくどこかに漂っていて、だから小説の中にたくさんのたくさんの時空間が同居する感じになって、読み進めていく中で今日その実感が強く湧いて、わ、ちょっとこれは感動するな、という状態に入ってきた。 三宅唱の『無言日記』を何度か思い出している。映画監督の丘ノ上はどうしてなのか見取り図の髪の長いほうで想像している。
- 阿久津隆@akttkc2025年2月17日読みたいどのタイミングで読もう、いいタイミングで読みたい、という一冊だったけど、今「カレン・ダルトン」という文字が見えて、あ、今だ、となった。『In My Own Time』は大切な作品。カレン・ダルトンが出てくるなんてなんだかとてもうれしい。早くその記述を読みたい。明日買ってこよ。 何が「読みたい」から「読む」へのGOサインになるかってわからんもんですね。
- ほんま@eishnm2025年2月17日まだ読んでる《今、スピーカーから流れてくるカレン・ダルトンの歌を、この先何回でも聴くことができるが、会うことも話すこともできない。ずっと一方的に聴くだけで、この歌が好きなこともこの歌を作ってくれたことへの感謝の気持ちも伝えることはできないのだ、とヤマネは思った。》 すげー