
本好き司書
@snow_
2025年11月3日

図書館の魔女
高田大介
再読中
p63〜
印刷技術の進歩による書物の物質的価値の下落 から考えたことメモ
なるほど膨大な時間と手間をかけて手写していた時代から 望めば数限りなく刷れる時代になり本一冊の物質的価値は下落しただろう 結果 本は大衆が手にできるようになったが一方で有象無象の本も増えた
今 文字情報は印刷する必要さえなく 場所や人数などの物理的制約を排して デジタル空間で読める時代になった 更には生成AIの登場で人間が書くのを遥かに凌ぐスピードで蓄積されていく 結果 有象無象の情報は激増し もはや氾濫を制御できなくなりつつある
後段は 本の物質的価値からは少しズレた話だけれど そんなことをふと考えた

