
りら
@AnneLilas
2025年11月4日
ピエタ
大島真寿美
読み終わった
audible
聴き終わった
@ 自宅
2012年本屋大賞第3位。
初めて読む大島真寿美作品。
ヴィヴァルディの教え子たちを語り手とした、18世紀のヴェネツィアが舞台の小説。
ヴェネツィアといえば、訪れたのはもう20年も前だし、塩野七生の『海の都の物語』を塾の先生から借りて読んだのは四半世紀も前だ。映画「娼婦ベロニカ」は16世紀の高級娼婦がモデルだから、時代が結構違う。
ピエタ慈善院のことはこの本で初めて知った(ちぶん)。
audibleの小泉今日子のナレーションは正直あまり聴き取りやすいものではなく、そのせいか最後までいまいち入り込めず、肝心なところを寝ぼけながら聴いていた模様。12節から面白くなってきたと思ったのに…。
ヴィヴァルディはともかく、カーニバルの音楽などは邪魔に思えた。
自分が好みそうなテーマなのに、今回はオーディオブックという形式と今の自分との相性というか巡り合わせが悪かったのかも。
1.7倍速、後半3分の2から2.0倍速。

