
it_shine
@it_shine
2025年11月4日
南洋標本館
葉山博子
読み終わった
高妍『隙間』を読んだのも何かの縁だったのかもしれない。
戦時中の、二人の台湾の植物学者の話。
『隙間』も『南洋標本館』もすごく沁みた。心に刺さった。こういうことができるから、小説や漫画を読むことをやめることができない。本の中では時空を超える。その人自身になることはできないけれど、その描かれた何かを察することはできる。そういうふうにできているから。
戦時中の植民地支配や、人々の勝手さ不条理さがとても身に染みた。この先どんなことがあるのかなんてわからない。









