
kasu.
@11uyksm
2025年11月5日
受験生は謎解きに向かない
ホリー・ジャクソン,
服部京子
読み終わった
借りてきた
文庫本
ピップシリーズ「自由研究には向かない殺人」の前日譚。
“高校生のピップに友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームの招待状が届く。舞台は1924年、孤島に建つ大富豪の館という設定で、参加者は同級生とその兄の7人。当初は乗り気ではなかったピップだが、次第にゲームにのめり込んでいき…”
登場人物達が役になりきって、役名で話が進んでいくから人物把握に苦戦はしたものの、1作目しか読んでいない私でもしっかり楽しめる1冊だった。
・登場人物達の名前と役名が全然頭に入らず。この友人達はのちの作品にも登場するらしいので覚えておきたいけど…自信がない。
・ピップの謎解きに感心させられた。相変わらず鋭い目線。ゲームを考えた人も凄いけど、なにより作者さんが凄い。作中には1作目を読んだからこそ分かる意味深な場面があったりとワクワクが止まらないだけじゃなく、2・3作への期待値も爆上がりになる作品だった。また、物語の長さもちょうどいい。

