うえた "恥辱" 2025年11月5日

うえた
@uuu_1114
2025年11月5日
恥辱
恥辱
J.M.クッツェー,
鴻巣友季子
主人公の娘の身に起こる様々な理不尽を、娘は全て受け入れ、それが無言の抵抗となる。男への、権力への、そして歴史への。 その超越した倫理観は、現代の「声を上げるフェミニズム」には到底受け入れられないだろう。 たが、本来は無言の抵抗もフェミニズムに組み込まれるべきだ。フェミニズムの目的は単なる対抗ではなく、新しい倫理的・社会的価値の創出なのだから。
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