
おるば
@olva
2025年11月5日
サイボーグになる
キム・チョヨプ,
キム・ウォニョン,
牧野美加
読み終わった
・直近で読んだ本で、障害者のナラティブの例として挙げられていたので買
・後天的な難聴の補聴器ユーザーのSF作家(女性)と生まれつき骨形成不全症で車椅子ユーザーの弁護士(男性)がざっくり「障害×サイボーグ」について5テーマずつエッセイみたいなん書いて交互に並べてる本
・俺自身生まれつきの補聴器ユーザーなのでクソ楽しい読書になるかと思いきや、想定読者が大衆向けというか、なんというか結果的に…「障害学」がすげー分かりやすくなってる本になっちゃってる。
・かなり流し読みしちゃった
・逆に「障害学」の補助線としてならすげーおすすめかも。
・誰しも「服」や「化粧」についての一定の思想があるように「障害×サイボーグ性」への考えは俺自身当たり前に持ってたんかな…て感じ
・多分このお二人もクソ当たり前のこと積み上げてる感覚なんだよ、でも本にしようとすると土台から組まなきゃ行けないってのが実情って感じよねえと勝手に想像した
・でも最後の対談は、しっかり踏み込みあってるから当事者としても面白かった。ここの部分読めただけでもこの本買ってよかった。
・韓国も日本とあんまかわんねーなと思うなど
・韓国の障害当事者の温度感掴めたのだいぶ良かった
・ある種の完全性を志向するトランスヒューマニズムにおける不完全な人間の存在論を考える場合、障害者は既にサイボーグとしての存在論を当事者として考えられるという意味で最前線にいる、って考えはおもろいと思った。思弁だけどおもろい
・かなり流し読みだったから気向いたら再読する


