旅するやまねこ舎 "戦争とバスタオル" 2025年11月23日

戦争とバスタオル
戦争とバスタオル
安田浩一,
金井真紀
戦争体験者への取材にはお風呂♨️がつきもの…なのかな⁇ 今日は半分くらいまで。韓国でアカスリに使う布のルーツがイタリア🇮🇹とはびっくり🫢
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@t_yamanekosha
今日は第4章まで読み進めて神奈川県高座郡寒川町。1996年〜2001年の5年間勤務した場所で、その当時相模海軍工廠(毒ガス工場)跡を見学したことはあるが、銭湯の記憶はない。 個人的には良い思い出は皆無で、再訪することはないだろうが、土地勘はあるのでお二人の取材は一層興味深い。
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@t_yamanekosha
寒川の銭湯「すずらん湯」は2014年まで営業していたようだ。 2002年にさがみ縦貫道路の掘削工事中、地中に遺棄されていたビール瓶に入った「イペリット」(相模海軍工廠で製造されていた毒ガス…常温では液体)が見つかったというニュースに驚愕したことは記憶にある。瓶の破損により作業員が深刻な健康被害を受け、やがて死亡したとのこと。本書の取材時(2020年)にはまだ道路の片隅に置かれたままだということに驚く。
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第5章は広島県大久野島。近刊の『うさぎのしま』(舘野鴻、近藤えり著)の作者トークイベントで、現在はたくさんのうさぎに会える観光地として知られるこの島で毒ガス兵器が製造されていたことを先週知ったばかり。 寒川でも大久野島でも、徴用され、現在に至るまで国からの補償もないまま健康被害に苦しみつつ、自身の加害性と向き合い続ける方々(90代)への詳細で親身な聞き取りは大変貴重で、深く考えさせられるものである。
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