かわうそまん "八本目の槍" 2025年11月5日

八本目の槍
八本目の槍
今村翔吾
賤ヶ岳の7本槍それぞれの視点から描かれた石田三成。三成についてはもともと清廉、冷淡、頑固、優秀な官僚といったイメージをもっており好意的にみていたが、大筋ではそのイメージどおりに描かれていた。一方で、同じ釜の飯を食った7本槍が彼を語ることで、実は友思いであったこと、先見の明があったこと、豊臣を守るために不利を知りながら徳川に挑んだこと、彼もまた熱い漢でったこと・・・などこれまでのイメージにはない一面も多く描かれていた。歴史小説の題材にするにあたって創作や誇張はあるだろうが三成という人物がより好きになった。
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