
HKGR
@HKGR
2025年11月9日
読み終わった
一気読み!
単行本→映画→文庫の順で読了。
文庫は単行本の大胆なリエディット/リミックス・ヴァージョンという感じ。
素材の並べ方を(映画に沿ったような形で)スッキリとシンプルに整理して、読後は単行本とは違った余韻を残す仕上がりにしたのはお見事。
単行本は、嫌〜な(そしてイマイチ釈然としない)余韻が残ったけど、文庫版ではそれが悲しくてやりきれない家族の話に収束していき、ホロリとしてしまいましたよ。これぞリミックスの醍醐味!
単行本読了後に観た映画版は、後半の展開が怒りを覚えるひどさだったけれど、この文庫版がようやくその口直しになってくれました。