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古本屋と中古レコード屋とサウナ/銭湯巡りが生き甲斐。散策時の収穫本をカフェで読むのが至福のひととき。音楽関係の書籍、ノンフィクション、軽いエッセイ、ミステリー、昔のSFなどを好みます。
  • 2026年5月25日
    怪談小説という名の小説怪談
    大好きな都筑道夫の小説「怪奇小説という題名の怪奇小説」を元ネタにしたタイトルに惹かれて読み始めた。 僕にとってはこれが初めての澤村伊智体験。 どれも趣向を凝らした怪談で、あっという間に読了。面白かった〜! 読むならぜひ大森望氏が解説を書かれている新潮文庫版を。 都筑道夫の小説のことも言及しつつ、最後にはアッと驚く仕掛けが施されている「怪説」です。さすが!!!! この「怪説」も含めて、楽しむべき一冊だと思います。 あ〜、「怪奇小説という題名の怪奇小説」も読みたくなっちゃったよ。 大森さんも指摘されていたけど、あの小説こそが、モキュメンタリー形式を導入した怪奇小説の先駆的作品だったのですね。都筑さん、さすが。
  • 2026年5月9日
    ノストラダムス・エイジ
    ノストラダムスの大予言は昭和40年代生まれの子供にトラウマを植え付けたし、人生を狂わされた人間も多いと思う。僕も多かれ少なかれ悪影響を受けていて、関連本が出ると今もついつい手が伸びてしまう。これもそういう流れで手にした一冊。初めての真梨幸子体験。 イヤミスの女王と言われるだけあって、出てくるのがうさんくさい奴ばかり。 人生をノストラダムスに狂わされた人たちの狂騒劇。 ある設定によって時系列が過去と今を行ったり来たりするため、読んでいると頭が混乱してきてバッドトリップしたような気分に。そしてここに着地するのかあ、というラスト。でも、そんな特殊設定の人が(以下ネタバレのため略)というモヤモヤ感も。
  • 2026年4月14日
    許されようとは思いません
    『汚れた手をそこで拭かない』が気に入ったので、2冊目の芹沢央。 同傾向の短編集かと思ったら、こちらは読むのが辛いヘヴィな成分多し(毒親の苦悩と虐待が描かれる「姉のように」とか、天才女性画家の業を描いた「絵の中の男」とか)。 まあ、そこにこそイヤミスの醍醐味があるんだろうけどね。 なので、最後に希望が見える「許されようとは思いません」にはホッと救われたような気がしました。 個人的に一番楽しく読めたのは、誤発注した営業マンが予期せぬ騒動に巻き込まれていくさまを軽快に描いた「目撃者はいなかった」。自分のミスを隠蔽しようとして自滅していく人物をエンターテイメント化するのが、なんてうまいんだろう、芹沢さんは。 こういう、運命のボタンのちょっとしたかけ違いがとりかえしのつかない悲劇(読者からすれば喜劇)に暴走していくエンターテイメント小説、もっと読みたい。
  • 2026年4月10日
    汚れた手をそこで拭かない
    若林踏氏の『日本ミステリ新世紀MAP』で紹介されていたのを読んで興味を持ち、初めて手に取った芦沢央。これは、どれもボタンのかけ違いで自滅へと追い詰められていく人を描いた短編集。イヤミスの範疇に入るそうだけど、なぜか読後感はそれほど悪くない。「埋め合わせ」での、学校のプールの水を誤って抜いてしまった先生の右往左往ぶりなんて、悲劇を通り越して喜劇ですらある。
  • 2026年4月6日
    西村賢太殺人事件
    月刊HANADAの手記がもとになっているそうで、ああ苦手だなあと思いながら読み進めていくと、随所で感じられた違和感が最後の10章で大爆発する奇書でした。
  • 2026年2月17日
    踊りつかれて
    踊りつかれて
    読み始めたら、一気に引き込まれた。これからどのような展開になるのか、読み進めるのが楽しみ。
  • 2026年1月8日
    百年文通
    百年文通
  • 2025年11月9日
    文庫版 近畿地方のある場所について(1)
    単行本→映画→文庫の順で読了。 文庫は単行本の大胆なリエディット/リミックス・ヴァージョンという感じ。 素材の並べ方を(映画に沿ったような形で)スッキリとシンプルに整理して、読後は単行本とは違った余韻を残す仕上がりにしたのはお見事。 単行本は、嫌〜な(そしてイマイチ釈然としない)余韻が残ったけど、文庫版ではそれが悲しくてやりきれない家族の話に収束していき、ホロリとしてしまいましたよ。これぞリミックスの醍醐味! 単行本読了後に観た映画版は、後半の展開が怒りを覚えるひどさだったけれど、この文庫版がようやくその口直しになってくれました。
  • 2025年10月26日
    おきざりにした悲しみは
    怒涛のジェットコースター的展開でページをめくる手が止まらず。最後まで一気読み。『スメル男』や『平成トム・ソーヤー』を読んだ時の興奮が再び味わえるとは。嬉しい!
  • 2025年10月17日
    おきざりにした悲しみは
    久々の原田宗典氏の小説。 読むのが楽しみではあるけど、読むのが怖いような気も同時に。
  • 2025年10月7日
    こじらせ男子とお茶をする
    この本の編者と僕の「こじらせ観」は相当異なっているようだ。 編者のこじらせとは「世間一般の手堅いキャリアや生き方を選ばず、自分の信じる道を切り拓く」ことだそう。 それって、こじらせっていうのかなあ? 言い方変えれば、この編者が好きそうな「かざらず」「私らしく生きる」ってことでしょ。こじらせでもなんでもねえよ。 だから取り上げられてる人は島田潤一郎氏とpha氏以外は僕には全然ピンと来なくて、結局飛ばし読みして終了。 等身大の自分で生きていきたいとか夢見てる、自己啓発本好きな人向きの本。
  • 2025年9月11日
    珈琲怪談 (幻冬舎単行本)
    喫茶店(僕の場合はジャズ喫茶)でコーヒー飲みながら読んだら、一緒に怪談談義に参加しているような気分になれました。至福の読書体験。 多聞が出てくる「不連続の世界」も勢いで買ってしまったけど、こちらは「夜行列車で怪談を話しながらさぬきうどんを食べにいく」という設定のようで。これはさすがにハードル高すぎて、同じ設定で楽しむのは無理w
  • 2025年9月1日
    珈琲怪談 (幻冬舎単行本)
    夏の暑さが残っているうちに読みたかったので、まさに絶好のタイミングで読み始めた。夏に読んだ一冊として、いつまでも思い出に残るといいな。
  • 2025年9月1日
    ヨシモトオノ
    ヨシモトオノ
    小説のようなエッセイのような、少し不思議な怪異潭。
  • 2025年9月1日
    撮ってはいけない家
    人の名前を覚えられない僕のような高齢人間(ついにボケが入ってきたか?w)には、冒頭から次々に出てくる人物の名前と相関関係が覚えられないため、物語に入り込めず。早々に読むのを挫折。 人物相関関係図とかつけてくれたら、世界に入りやすかったのに。
  • 2025年8月11日
    PRIZE-プライズー
    怒涛の展開にページを閉じることができず、久々に夜を徹して一気読み。 面白かった〜。 まさかこういうところに着地するとはね。
  • 2025年8月8日
    断捨離血風録
    断捨離血風録
    本の雑誌の名物連載がこうしてまとめて読めるのは嬉しい限り。 単行本化に際して追加された、お疲れ様座談会を読むのが楽しみ! お盆休み中に読むぞ〜!(まあ、毎日が夏休みですけどねw)
  • 2025年8月7日
    はじめての老い
    はじめての老い
    老後の自分がどうなっているかなんて自分にも分からないのだから、不安を未知との出会いのワクワク感に反転させて、ダラダラと老いを楽しんでいこうという気になりながら読了。 「センパイの話」の項に出てくる著者の盟友・戸田誠司氏の助言がどれも名言! 「40代になると濃霧がやってくる」 「記憶のプリントが薄いのよ」 「絶望が来るね。脈絡ない絶望なのよ。老いには脈絡がないんだよ」 ぜひ戸田さんにも同テーマで一冊書いてほしい!
  • 2025年7月31日
  • 2025年7月24日
    或るバイトを募集しています
    あっという間に読了。この手のホラーモキュメンタリーは伏線回収に必死なのが多いけど、これは解明されないで終わる短い話ばかり。不穏なモヤモヤ感を楽しむ作品。
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