
阿部義彦
@xtc1961ymo
2025年11月9日
読み終わった
私の音楽遍歴には、プログレッシブ・ロックとテクノの影響が大きい。多分生まれた時代によるものでしょう。クラフトワークから影響を受けた、デトロイト・テクノは当時ソニーが版権をとり、大々的にプッシュしていて、アシッドハウス、ピュアテクノ、トリップホップ、アンビエント百花繚乱でした。著者の野田努は95年にテクノ専門誌『ele-king』を創刊。いまも季刊誌として、私も毎号買ってます。その野田努の代表作、私も欲しいと思ってたのがほぼ絶版で入手不可と思ってたのがこの度、増補を経て完全版として、河出文庫より9月に出ました。上巻では、私の知らないデトロイト・テクノ前史として、パラダイス・ガラージ、シカゴ・ハウスについて、大変興味深く読了。下巻も楽しみ。デリック・メイ、ホアン・アトキンス、ジェフ・ミルズがやっと登場。