
ア
@zeight_6
2025年11月9日
センス・オブ・ワンダー
レイチェル・カーソン,
森田真生,
西村ツチカ
読み終わった
発売されてちょっとして買って、すぐに途中まで読んで置いてしまっていた。そういえばある文章を書いていた時期に読んでいた本である。昨日、深夜に本棚を入れ替えていて蔦屋書店のカバーを外して存在を思い出した。
続きを読み始め、氏の子どもたちとの関わりに心が震えながら、自分はこうはなれないなと切なくなる。自分のことをことことぐつぐつ考えている。
「より多くの共感は、より深い苦しみを意味する」p.170
わたしの抱える苦しみが、世界と向き合っている証拠なのであれば、それならば、いいということにする。
友人からの手紙に添えられた一節を思い出す。
「それに、苦しむといっても、そこに深いよろこびが感じられるのなら、なんでもないことです。大切なことは、自分の人生に失敗しないことです。そして、そのために、わが身にむち打って行かなければなりません」
愛おしいたくさんのひとのことを思い出してみる。秋ももう終わるけれど。
