本と珈琲 "国宝 下 花道篇" 2025年11月9日
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@yukiko711
2025年11月9日
国宝 下 花道篇
吉田修一
読み終わった
喜久雄と俊介、舞台に魅入られた才あるふたりと、その周囲の人々の物語。映画は観ていないが、美しい舞台の映像が目に浮かぶ。喜久雄の人間らしい側面と、役者として純粋な美の世界に生きる部分の両面が描かれ、その行き着く先は…。 読み終わった時の、あー終わってしまった、という脱力感と余韻。現実に引き戻される感覚と心が満たされる感じ。 久しぶりに小説を読む醍醐味を存分に味わった。
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