
かいわれ
@iskaiware
2025年11月9日
過疎ビジネス
横山勲
読み終わった
わずか人口8,000人ほどの福島県の町が高機能救急車を数億円で12台購入しリースする「地方創生」事業。
その背景にうごめくコンサル、コンプラ意識が欠けた無責任な町、欠陥のある国の制度。
一つの問題から日本が抱える病理を浮き彫りにするジャーナリストの仕事を見た。
しかしながら本書でも触れられているように(p230)、福島民報と福島民友の県紙2紙の動きがなかったようで、それは残念に思う。
しかしながらブロック紙である河北新報があったからこそ、行政の監視機能が果たせたものであるので、メディアは多いに越したことはないように思う。
