過疎ビジネス
86件の記録
ねむきち@ss04122026年1月1日読み終わった積読チャンネルで紹介されて気になっていた本📚 とある事件への追及から、人口減少する日本の地域創生や市民のあり方まで、激アツに語られている。 そして、読者にも「あなたも民主主義の一員なんですよ!一人ひとりが自治の主体なんですよ!」と伝えてくる。背筋が伸びます。 p.199「どこの自治体も高齢化しているし、過疎が進んで寂れていくのは仕方がない。でも『寂れ方』ってある。愛されて手入れされる建物は長持ちするじゃない? 穂別の町も新しい博物館も、そうあってほしい」
- ミハヨダ@mihayoda2025年12月21日気になる言葉 P15◽️ 「河北」は、東北が明治維新後に「白河以北一山百文」(福島県白河市より北の地域は一山に 百文の価値しかない)と蔑視されたことへの反骨心が込められている。 P35◽️購入した車両を他の自治体にリースするから、ワンテーブルとDMMグループはイニシャ ルコストを事実上ゼロにして売上げを立て、さらに救急車のリース運用で利益が出る。 はじめての言葉 P ◽️
tony_musik@tony_musik2025年12月21日読み終わったコンサル栄えて国滅ぶ。地方自治体が直面する人口減少と財源不足を背景に民間企業が公金を利益化する「過疎ビジネス」の実態を告発した本。個々人において倫理への希求が内面化されていない日本でリバタリアニズムを実践することの限界を痛感した。

yomitaos@chsy71882025年12月16日読み終わった@ 自宅ふるさと納税という仕組み自体が気に食わない。どう考えても政府側の利権で動いてる制度でしかないのに、お得だからという理由で使っている人たちの気がしれないと今も思っている。その企業版があるということは、この本で取り上げられている一連の事件で初めて知った。 どちらも公金を使うという意味でもっと敏感にならないといけないが、この企業版の杜撰な設計には呆れるほかない。カネを持ってる企業が節税&利益還流を狙って寄付を行い、手を組んだコンサルが自社利益になるようにターゲットと自治体を喰いものにする。ここ10年ほどでもっとも穢らわしい、産業廃棄物のようなビジネスだ。 もっとも腐っているのは自治体もそうで、最終決定権が自治体の長(と議会)あるのだから、コンサルだけが悪いというわけではない。結局のところしわ寄せが来るのはその自治体に住まう人たちだから、皆で争っていかなければ太刀打ちできない。つまるところ、民主主義が求められる。 強権的で極右の高市政権を支持する人が多くを占めるこの国に、もっとも欠けているのが民主主義だから、この事件はけっして人ごとではない。自分たちが住む自治体で同じことが起こったとき、強権を振りかざし詭弁を弄する長に立ち向かえるだろうか。 この事件で最後まで権力を手放そうとしなかった町長は、結果的に選挙で敗退した。しかし、首位との差は400票程度で、投票者の内、4割近くの住民はこの愚かな長をそれでも支持している。 報道が機能しているこの町ですらこの数字だとすると、私の住んでいる自治体では現職が支持され続けることになりそうだ。

つぐみBooks&Coffee@293bc2025年12月9日気になる読んでるまず、公務員は全員読んだ方がいいし、新聞記者はじめジャーナリストも全員読んだ方がいい… これが地方自治体の実情で、これこそがジャーナリズムだ…
おたふく@otahuku22032025年11月15日買ったルミネ10%オフで購入しようとしたが、ルミネ立川のオリオン書房になく、なぜか怒りのまま高島屋のジュンク堂で購入。お得に買うつもりが、ただの大量購入になった。(変わり者たちの秘密基地〜、ルポ失踪、過疎ビジネス)
かいわれ@inkaiware2025年11月9日読み終わったわずか人口8,000人ほどの福島県の町が高機能救急車を数億円で12台購入しリースする「地方創生」事業。 その背景にうごめくコンサル、コンプラ意識が欠けた無責任な町、欠陥のある国の制度。 一つの問題から日本が抱える病理を浮き彫りにするジャーナリストの仕事を見た。 しかしながら本書でも触れられているように(p230)、福島民報と福島民友の県紙2紙の動きがなかったようで、それは残念に思う。 しかしながらブロック紙である河北新報があったからこそ、行政の監視機能が果たせたものであるので、メディアは多いに越したことはないように思う。

あさげ@asg2025年11月4日読み終わった理路整然としていて、それでいて血の通った生々しい熱量のある文で読みやすく面白かった。 自治体はコンサルの被害者の面もあると同時に住人にとっては加害者である。
渡辺洋介@yskw05142025年10月22日読んでる通勤読書どんなに小さな自治体でも、国からの交付金や補助金で年間予算は数十分円規模になる。そこで施策のアウトソーシングを持ちかけ、行政機能を侵食して公金を吸い上げる。p110
渡辺洋介@yskw05142025年10月6日読んでる通勤読書公共事業の財源として寄付金を支出するなら、委託先の選定は競争入札が原則だ。四億円超の新規の公共事業が特定企業との随意契約なんて、常識的にあり得ない。P27
ショートストップ@tabine_sora2025年10月6日読み終わった「記事の内容が単なる個人攻撃ではなく公共性を帯びたもので、しかも客観的に真実と認められるなら、その報道は名誉毀損にはならない。仮に記事の内容が真実であるかどうかを法的に証明できなかったとしても、執筆者が入念に裏づけ取材をした確かな状況が認められるのなら、違法性は否定される」 「国見町の救急車リース事業について、わざわざ四日間連続で追及報道の記事を掲載したのには理由があった。河北新報の追及が本気だということを読者に示すことで、続報につながる取材協力者を集めやすくなる。情報は情報に集まるものだと、駆け出しの頃に先輩記者から教わった。とにかく読者を言じて書くことが大事なのだ。 そして期待通り、河北新報社の本社に全国から多くの情報が寄せられた。」 「なぜリスクを承知で取材に協力しようと思ったのか」と聞くと、首をすくめてこう話した。 「国見町の事業に関しては「これってやばいんじゃないの?」と内心思っていたが、私にはどうすることもできなかった。でも、ちゃんと自分の気持ちにけじめをつけたいと思った。あともう一つ、ここまで調べて報道した記者さんに会ってみたかった、というのもありました」 冷静を装って聞いたが、Aの言葉に胸が熱くなったのは言うまでもない。」 「二月初めの初報後、情報提供のタレコミは途切れることなく続いていたが、中にはこちらの取材の動きを探ろうとしているのではないか、と思わざるを得ない人物もいた。 複数回やりとりした後に急に連絡が取れなくなったり、しきりに取材の情報源を尋ねてきたり、いろいろだ。私が口を滑らせたら最後、善意の協力者を危険にさらすことになる。 良い悪いは別にして、タレコミには何かしらの狙いがあるのが常だ。本音は何なのか、その情報を記事にすることで誰が得をし、誰が損をするのか。注意深くならなければ、足をすくわれる。 かといって「こちらからは何一つ言えません」では取材にならないから難しい。 人は秘密を共有した相手を借頼するようにできている。手持ちの情報を少しずつ明かし、相手の持っている情報と擦り合わせていく。嘘はつかないが、とぼけはする。知らない話なのに知ったふりをすることもあるし、知っている情報を初めて知ったようなそぶりで聞き流すこともある。あえて不利になるような自己開示をして同情を誘ってみたり、刺激的な言葉で挑発してみたり。ギリギリの線を見極めながら「私たちだけの秘密」を作れたのなら取材は成功だ」 「地方自治が戦後の憲法で保障されたのには理由がある。戦前の明治憲法には地方自治に関する規定が存在せず、地方行政は中央政府の完全な指揮下にあった。自治体は国の「地方行政機構」と位置づけられ、自治権に大きな制約があった。地方自治には、過度な権力の集中を助き、中央の政策が無批判に遂行される状況を作り出さないようにする役割がある。」 「判決は「組織的に用いるもの」であるかどうかについて「作成又は取得に関与した職員個人の段階のものではなく、組織としての共用文書の実質を備えた状態、すなわち、当該実施機関の組織において、業務上必要なものとして、利用又は保存されている状態のもの」が該当すると判断している。 例えば、部署内の懇親会日程の打ち合わせなど本来の業務と関係ない情報のみのメールは行政文書として見なされないが、複数の職員が受信して、組織的に対応しなければならない業務上の情報であれば、それはれっきとした行政文書だ。」

ネッコチャンのしもべ@az11682025年9月22日読み終わった圧巻の一言。企業に忖度しないジャーナリズムの本気を見た気がする。内容としては、制度の穴を利用して企業版ふるさと納税を企業への利益に還流するコンサルの話だが、そもそも付けいられるのは行政に無関心な態度があったからだ、と反省もさせられる




















































