むこうやま "ケアする私の「しんどい」は、..." 2025年11月10日

ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか
やっと第6章まできた、、、 「このように専門職としてのケアワーカーは、ケアされる当事者との相互行為だけをおこなっているわけではなく、家族と本人との関係性を観察し、理解する存在でもありうるのです」 「しかし介護保険制度で介護報酬の算定の対象になるのは、あくまで利用者本人への身体的ケアや調理といった「タスク」であり、家族や関係性を感知しそこから浮かび上がったニーズへの対応は、ケアワーカー側が「自らの負担で補っている」のです」 私が現場の人以外とケアの話をする気があまり起きないのは後者の事情があまりに伝わらないからである。身体介護以外に考えたり感じたりしている活動が「ケアラーの感性」としてだけ取り上げられ、いい人がやってる安い労働だと思われている。
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