もふもふ毛布
@mofu-mofu
2025年11月18日
生活史の方法
岸政彦
買った
読み終わった
タイトルから、教科書のような内容だと思っていたのだけど、そうではなかった。温度感のある文章で、いろいろなことを考えさせられた。
「私はできれば、この世界で、声を残す力を持たない人びとの声を残したいと思います。」という岸先生のメッセージがうれしかった。何者かにならなくても、ひとりの人が生きていること、生きていたことを残していく意味があるのだと思えると、何者にもなれないことへの不安や焦りを軽減できると思う。
