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もふもふ毛布
@mofu-mofu
  • 2025年12月18日
    裸足で逃げる
    裸足で逃げる
  • 2025年12月11日
    人生の「成功」について誰も語ってこなかったこと 仕事にすべてを奪われないために知っておきたい能力主義という社会の仕組み
    答え合わせしたい欲求や正解を教えてほしいという欲求について。私は20代の頃、少し年上の人達に、歳を重ねれば、世の中は白黒つけられることばかりじゃなくて、白と黒の間には多くのグラデーションがあることがわかってくるよと教えてもらった。白黒つけたい年上の人もいたかもしれないけど、グラデーションがあるという考え方の人のほうが、こういう大人になりたいと思わせてくれる人だった。 誰にでもできる仕事について。小売業の販売スタッフが長かったので、そう言われたり、思われたりしていることへの悔しさがあった。低賃金の仕事、アルバイト雇用が多い仕事は、誰にでもできると言われがちだが、それは違うという実感がある。 p216に書かれている「今しあわせを感じるのなら、それを多くの人に還元する取り組みこそが『成功』なのだ」ということを皆が共有できる社会だったら、生きやすいのに…。 自分が序列の上位にいたいという欲求を持つ人の気持ちを変えるには、どうすればいいのだろう。 大学生だった頃、ハービー・山口さんに初めてお会いし、写真集にサインをしてもらったときに「君、おもしろいね。」と言ってもらったことを思い出した。20年以上前のことで、ハービーさんは覚えていらっしゃらないと思うが、褒めてもらってうれしかったという記憶として、自分の中に残っている。
  • 2025年11月26日
    43歳頂点論
    43歳頂点論
    20代30代を自分の思い通りに過ごせて、やりたいことをやりきった人は、40代をこういうふうに受け止めるのだなぁと、うらやましい気持ちで読んだ。角幡さんは、今も何者かにならなくてはならないという考えのままなのかと思って読んでいたが、最後のほうにそうではないと思える文章があり、安心した。「この年になって気付くのは、若い頃に恐れていた類型的人生などじつはこの世界にただのひとつも存在しないということだ。人は誰しもそれぞれ異なる道を歩むなかで、少しずつ他人とズレながらその人自身になってゆくのである。」(p176〜177)
  • 2025年11月21日
  • 2025年11月21日
  • 2025年11月18日
    生活史の方法
    タイトルから、教科書のような内容だと思っていたのだけど、そうではなかった。温度感のある文章で、いろいろなことを考えさせられた。 「私はできれば、この世界で、声を残す力を持たない人びとの声を残したいと思います。」という岸先生のメッセージがうれしかった。何者かにならなくても、ひとりの人が生きていること、生きていたことを残していく意味があるのだと思えると、何者にもなれないことへの不安や焦りを軽減できると思う。
  • 2025年11月4日
    ルポ 低賃金
    ルポ 低賃金
    帯に書かれている「なぜ、この国では、普通に働いても、普通に暮らせないのか」というメッセージ。長く非正規雇用で働いてきた私が、ずっとずっと思っていたことだ。正規雇用で働けている現在も、この疑問は持ち続けている。 第5章に書かれていた「500円のランチが高いので、100円のパンを食べる」というのは、私も経験してきた。でも、ペットボトルの水のみという経験していないので、見えていなかったことも多くあると感じる。 高度成長の時代にも日雇い労働者はいたと思うのだが、その当時は今のような問題がなかったのだろうかという疑問は残る。
  • 2025年10月21日
    なぜ人は自分を責めてしまうのか (ちくま新書)
    第2章の「権力は状況の定義権である」ということ。家父長制の嫌なところは、そういうことなのだと思う。 第5章の自助グループについての記述で「言ったことがそのまま、乾いた地面が雨を吸い取るように消えていくというのが、グループの理想です。」とあった。日常の対話でも、そういうことがあるのかもしれない。共感でも、コメントでもなく、ただただ受け止めてほしいときもある気がする。 女性はコメントではなく共感を求めているという画一的な言説には疑問を持っているので、年齢性別を問わず、相手がどうしてほしいのか、自分がどうしてほしいのかを考えていきたい。
  • 2025年10月4日
    ヤンキーと地元
    以前、「地元を生きる」を読んだときに、打越さんのことを知った。いつか、お会いしてみたいと思っていた人だった。 沖縄は、家族や親戚、ご近所などの人間関係は良好だという勝手なイメージを持っていたことを申し訳なく思う。打越さんの調査がなければ、知らないままだったことを教えてもらえたことに感謝している。
  • 2025年10月4日
    「いきり」の構造
    23章「自分で考える」に、私が発信力のある人に言ってほしいことが書かれていて、うれしかった。なぜ、自分がいつも優位でいられると思う人がいるのか、本当に不思議だ。「誰だって、明日から、彼らの設定するファーストではなく、セカンドに転げ落ちるかもしれない。」「物議をかもす発言で人を操ろうとする人は、そちら側にはいかない確信があるようだが、そんなはずがない。」
  • 2025年9月12日
    エッセイストのように生きる
    第二章に書かれている「自分を見つめ続けてきたから、どんなときに体や心の調子がよく、どんなときにバランスを崩してしまうのかを把握できるようになった。」ということ。私も、もっとできるようになりたい。 第三章、“「知る」と「わかる」はまったく違うものです。”は、何となく気付いていたけど、気にしないふりをしていたかも。“なんでもかんでも浅く知るより、自分の中にいくつかの「わかった」があるほうが自分の軸が太くなります。”も心に留めておきたい。 第5章に書かれている「自分の心にあるほんとうのことをありのままに告白している文章が、人の心にいちばん届くし、いつまでも残りつづけるのです。」ということは、実感として理解できるし、松浦さんもそう考えていらっしゃることがうれしかった。
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