りら "キュレーターの殺人" 2025年11月11日

りら
りら
@AnneLilas
2025年11月11日
キュレーターの殺人
キュレーターの殺人
M・W・クレイヴン,
東野さやか
〈刑事ワシントン・ポー〉3作目。 2022/23年国内ミステリランキング文春4位、早川5位、本格3位。 シリーズ前2作からするとやや低飛行な感じで進んだけれど、犯人がわかってからやはりぐいぐい読ませる(というか聴かせる)。 最悪を予感させるおぞましい描写に縮み上がりそうだった。が、希望はあって良かった。 相棒のパートナーとの約束をしっかり守るポー、推せる男だわ。 ところでこの翻訳シリーズは毎回謝辞が面白い。今まで読んだ謝辞の中でたぶんいちばんなのでは。 作家の大半が版元の担当者編集者以外の、営業や装丁や校正の担当者の名前を知らないまま本を刊行しているであろう日本とは大違い。 ナレーターのキャラごとの話し分けがとても上手く、安定の2倍速で。
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