michiru "時をかけるゆとり" 2025年11月13日

時をかけるゆとり
お腹がゆるい話とか痔の話とか、下ネタ自虐ネタで笑いをとろうとするあたり、自意識をあえて踏みつけて、サービス精神旺盛な人物像が浮かぶ。コミュニケーション能力もかなり高そう。小説家をイメージするものが昔とずいぶん変わった。朝井氏が子どもの頃、毎日日記つけてた話とか自分の文章に酔ってると教師に指摘を受けたあたりとか共感性羞恥でギャ!となるかとおもいきや、文章を紡ぐというすばらしいものに出会えた感動と小説を書かなければ!という抑えきれぬ情動にあの頃のワタシが成仏した。酔ってなにが悪いのか。 それにしてもお母さんが面白すぎる。爆発します、のくだり、声出して笑った。
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