
Sanae
@sanaemizushima
2025年11月13日
「あの戦争」は何だったのか
辻田真佐憲
読み終わった
ボルネオ島コタキナバルからクチンまで陸路で、という計画で、陸路だけで行くにはスケジュールが合わず(バスが毎日運行ではなかった)、ラブアン島に渡り、船経由で無事走破。
ラブアン島に東條首相が南洋外交の際に立ち寄ったということがこの本に書かれており、この島には博物館もあって日本統治のことも一部展示がある。このことを知った上で行けてよかった。この本がなかったら、博物館のことも知らなかった。
個人的な見方で偏っている部分もあったなと反省(アジア外交に政府は上から目線のことが多いのではないかと思っているので)、著者の広い見識の中で少しクールダウン。
近現代史の博物館の存在が国立の機関として存在しないという問題認識を持つことができた。





