
紫嶋
@09sjm
2025年11月7日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
アンディ・ウィアー,
小野田和子,
鷲尾直広
読み終わった
借りてきた
「一切の前情報なく読んで!できれば映画化でネタバレを踏む確率が上がる前に!!」というような声を多く見かけたため、ならば今のうちに…と読み始めた作品。
同様の読書家が沢山いると思うので笑、ここでもネタバレなしの感想に留めておくが、重厚に練り込まれたSFでありつつも、科学や宇宙に疎い人間が読んでもちゃんと「なるほど」と心地よく理解できるよう描写されていて、バランスの取れた苦にならない理系小説といった感じだった。
話の展開上、作品の世界観や主人公の置かれている状況などが見えてくるまでに少し時間がかかるため、それまでは正直じれったさというか…退屈さもあったのだが、話が見えてくると共に面白さのエンジンがかかり始め、200ページあたりからぐっと掴まれる感覚があった。予想外の展開も多々あり、そう来たかと。
気づけばワクワクしながら上巻を読み終えた。
これを書いている現時点ではまだ下巻は読めておらず、ここから先どうなるのー!?とそわそわしているが、引き続きネタバレを踏まないよう気をつけながら、物語を最後まで見届けたいと思う。

