
mitca
@mitca
1900年1月1日
民俗学の旅
宮本常一
読んでる
先日周防大島に旅行で行った。
「忘れられた日本人」を書いた宮本常一がここの出身だったとはつゆ知らず、現地の方に「宮本常一記念館があるよ」と教えてもらい、早速行ってみた。
パネル展示が大変充実していて、その中でとくに印象に残っている文章が、この「民俗学の旅」の中の一節だった。
まだ途中だけど、本当にいい。今年一番良かった本になりそう。
宮本さんの、素朴に物事をまっすぐ見る姿勢みたいなものが軸として立っていて、その周辺に柳田國男などの人びととの交流があり、各地で見定めた常民の暮らしがある。
読み終わるのがもったいなくて、時間があるときを狙ってものすごくちまちま読んでいる。