
saki
@53hon_to
2025年11月14日
ギンガムチェックと塩漬けライム
鴻巣友季子
買った
読み終わった
恥ずかしながら、海外文学の名著たるものをまっっったく読まずにここまで来てしまったので、翻訳家の方の解説、という点も完全初心者のわたしにはとっかかりやすかった。
タイトルだけで青春小説だと決めつけていた『ライ麦畑でつかまえて』がイメージと違っていたり、『嵐が丘』が悲恋だけの物語じゃなかったり、マイ・フェア・レディのおかげで唯一ちゃんと知っていたはずの『ピグマリオン』の結末がまったく真逆だったり。この一冊でいったいいくつ目からウロコが落ちた?
なんとなくハードルが高いな〜と遠巻きにしていた海外文学が一気に身近なものに感じられるようになったし、物語の肝となる部分はしっかり伏せられていて、え〜もうそんなん気になってしかたがない読むしかないじゃん!とうきうきしてもいる。(完全に手のひらで転がされている……?笑)


