
飴田
@hukuro_neko
2025年11月12日
最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集
デュナ,
イ・ジョンサン,
キム・イファン,
キム・チョヨプ,
チョン・ソヨン,
ペ・ミョンフン,
古川綾子,
斎藤真理子,
清水博之
読み終わった
図書館で借りた
表題作「最後のライオニ」が好き。
ひとりの遺品整理士の話。
遺品整理士は種族として存在していて、滅亡した惑星から有用な資源や情報を掬い取り、新たな居住地へと送り届けることで宇宙の循環を担う。
その在り方故あらゆる滅亡の形を目のあたりにしても怯むことなく役割を遂行できるはずが、主人公には滅亡、死、別れの瞬間を想像しては恐れを感じてしまう"欠陥"があった。
周囲と同じように依頼をこなすことができない自分に劣等感を抱いていたとき、ある星への探査依頼が"単独指名"の形で届く。その内容は「価値のない滅亡」とされる星への単純な内部調査だったが…


