
はぐらうり
@hagurauri-books
2025年11月15日
神都の証人
大門剛明
読み終わった
山田風太郎賞受賞。足掛け80年、3代にわたる壮大な「冤罪」ミステリー。かなり長かったけれどそれだけの月日があるし、ジェットコースターでぐいぐい読ませるし、終わってほしくないと思った。
フィクションではあるけれど、冤罪覆すのがこれほどまでに難しいとは。新証拠だけでは動かせないのか。
ラストは、そうくるか、と唸る。こっちは長旅で肩入れしているので、人情で攻めても良かったのかもしれない。
昔からなぜか伊勢神宮が好きで、三重が仕事場だった時代もあるので、出てくる地名が懐かしかった。とても充実した読書でした!
