
orange.m
@orange10
2025年11月15日
生きるための読書
津野海太郎
読み終わった
@ 自宅
歳を重ねるとどんどんアタマが硬くなり、新しい世代の人々の考えを受け入れず自分の考えに固執する。
自分の親や親戚を見ていてそう感じることが多いけれど、齢80を超えた津野さんは違う。柔軟で軽やかだ。若い研究者や書き手の著作に感銘を受けながらも、自らの経験や読書に照らし合わせて俯瞰して見ている。その視座とユーモアが滲む文体が素晴らしかった。
アナキズム関連の本はずっと気になりつつ読めてなかったので、読んでみたい。

