
ほんね。
@Honne_0330
2025年11月15日

地球にちりばめられて (講談社文庫)
多和田葉子
読み終わった
大学の授業でとっていた言語学でだいぶ苦戦したことを思い出した。
"故郷の島国"が消滅した、なぜ消滅したのかまでは触れられていないけれど、話者がいなくなった時、この言語も消えるのかなと思った。
言葉は時代によって変遷していくけれど、現代の日本語の貧しさと島国の消滅という設定が繋がるものがあるような気がして。
国とか母国語とか、そういったものを飛び越えて個人対個人で向き合う。それができたらどんなに素敵だろうと思う。


