地球にちりばめられて (講談社文庫)

10件の記録
- DN/HP@DN_HP2025年8月25日読み始めた多和田葉子の文章(長編は『アメリカ 非道の大陸』しか読んだことないけど)ってもっと硬くて鋭い印象があったけれど、これは弾力があって弾むような感じで読んでいて楽しい。作中で故郷が消滅してしまった登場人物がつくり出した独自の言語もこんな感じなのかな、と想像しながら読んでいる。
- Shiori@naughtyrundy2025年8月9日読み終わったファンタジー苦手だけれど、これはスッと読めた。架空の話だけれど、未来の世界を見ているようでリアルだった。 国とか言語ってそこにアイデンティティが強く結びついて、脅かされることを恐れてしまうけど、実は国とか言語の境界線って曖昧だし、歴史が積み重なるに連れて形を変えたり、混ざり合ったりしてるよなと。
- 湯の本棚@y_book222023年3月26日かつて読んだまた読みたいあ〜〜おもしろかった!!!!!! 数々登場する地名・文化・言語の交錯が すごくすごくたくさんなのにバランスが取れていて 楽しかった 読んでいる途中で三部作としり 全部読みたくなった