麻乃 "キャベツ炒めに捧ぐ" 2025年11月16日

麻乃
麻乃
@asano04
2025年11月16日
キャベツ炒めに捧ぐ
読了。 50代の3人の惣菜屋で働く女性が主人公。 みんなそれぞれあって、いくつになっても悩みは尽きないものだし、目に見えるものが全てじゃないんだよなぁと思った。 惣菜屋の店主江子は一緒に店をしていた女性に旦那を取られ、今でも別れた旦那に未練たらたら。 ぱっと見は明るいおばちゃんって感じだけど、心はデリケートな人なんだなぁ。 ツンツンしてるように思った麻津子は若い時から一途に好きな人がいて、乙女ちゃんだったり。 郁子は小さな時に子どもを亡くし、少し前に夫も亡くして闇を抱えていたり。 お惣菜屋さんの話なので、出てくる料理がどれも美味しそう。 前向きになれる読了感のいい小説だった。 続編も借りているので読むのが楽しみ。
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