
Kenji
@kenji
2025年11月20日
羊と鋼の森
宮下奈都
読み終わった
静かであり情熱的な小説が好きだ。
特に、普段意識しないような世界を生きる人を描くような、、
「舟を編む」はその系統であり、私の大好きな本。
本書はまさに、そのような本だった。
淡々と描かれる話に、自身の解釈を付け加えていく。
時々、本を閉じては自分を顧みて、また本の世界へ。
そうして現実と小説を行き来する。その過程が、何よりの読書体験。
この感覚を思い出して、帰りに渋谷の大盛堂で舟を編むを買ってしまった。
この本もきっとまた、読むだろう。





