菜穂 "潤一郎訳 源氏物語 (巻1)..." 2025年11月9日

菜穂
菜穂
@mblaq_0825
2025年11月9日
潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)
輪読会にて P428~P450 『賢木』 こちらでは遂に光源氏の父・桐壺帝がお亡くなりに。 みんなが哀しみに暮れる中、光源氏さんも大層哀しまれるのですが、そんな時でもいやそんな時だからこそなのか女性たちへの想いはそれぞれに募ります。 ⁡ 今回もだいぶ気持ち悪かったよ、光源氏さん。 この方は”愛”というものを理解できぬまま成長していくのだなと私は感じました。 想っている女性たちへの思いやりが感じられないのですもの。 ⁡ でも、これは現代の視点で読んでしまうからなのかもしれません。正直私は『源氏物語』の良さを理解できないまま読んでいます。それについて悩みすぎてChatGPTに相談してしまうほど。 光源氏の魅力が理解できないのは、ある意味紫式部の描いているものを感じとれてるのだとChatGPTはいうのですけどね。 ⁡ 併読している『百年の孤独』と重ねてしまうのもおかしな話ですが、光源氏さんもまたずっと孤独。自分の居場所を探し続けているように思えてなりません。 ⁡
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