久保みのり|書店よむにわ "雪のしおり 冬のアンソロジー" 2025年11月16日

雪のしおり 冬のアンソロジー
あの屋台は、火を燃やし続けるカマが取りつけてあったり、煙突がついていたり、なかなか凝った仕組みになっているので専門家でなければ創作できないように思われる。私達は知らなくても、やきいも屋さん達のあいだでは有名な職人さんがいるのだろう。(p.46 さくらももこ「いしやきいも」) さくらももこさん、ほんとにすごいよなぁ。私は、いしやきいもについて書いてって言われてもここまで広げて書けないよ。あと、残念ながらそんなに焼き芋が好きじゃない。読んでるだけで、贅沢で嫌味な現代っ子気分になって恥ずかしくなってきた。なんで?どうして?と一つの物について考えられる、思考の深い人間になりたい。
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