
山瀬武士
@tyamase
2025年11月20日
坊ちゃん
夏目漱石
読み終わった
audible
引き続き近代文学を。こころは読んだことあったけど坊ちゃんは読んだことなかったので。展開がほんとに読めなかった。
主人公がとにかく実直で破天荒且つ無鉄砲なのと、タヌキ、赤シャツ、山嵐、ノダ、うらなり、マドンナ。登場人物にいちいち色んなあだ名付けるのが面白い。エピソードや事件がいちいち面白くて笑えた。
主人公と対照的なのが赤シャツ。赤シャツは含蓄ある発言多くてサイコパス気質。狡猾で計算高いみたいな感じ。あと山嵐となんだかんだ意気投合してるのが面白い。
結局最後は東京戻るのね。正義感貫いての辞職って感じかな。何のために四国行ったんだってツッコミもあるが。そして四国に居る時も主人公の心には清の存在がずっと居るのが印象的な最後残念だったが。。。主人公と赤シャツとの人間的な対比や四国でなく東京で伸び伸び生きていく事への肯定。みたいに捉えた。
あと坊ちゃんっていうタイトルはどういう意図なんだろ、最後東京帰って清が坊ちゃんって言ってたのが由来かな?総じて面白かった。