
あさだ
@asadadane
2025年11月17日
あなたのことが知りたくて
デュナ,
ハン・ガン,
チョ・ナムジュ,
松田青子,
深緑野分,
西加奈子
読み終わった
小説
すき
常々読んでみたいと思っていた韓国人作家が名を連ねていて入門書に丁度いいアンソロジーだった
チョ・ナムジュ「離婚の妖精」
読んでいる間、スピッツの夜を駆けるが脳内で流れてた
こういう話無限に読みたい
デュナ「追憶虫」
自己と他人の境界が混ざり合い曖昧になる感覚、それでも個で在ることと集合体で在ることは両立できるということ
西加奈子「韓国人の女の子」
西さんの書かれる人物たちはいつも鮮烈で「今」を生きてる、そういうところが大好きで苦しい
ハン・ガン「京都、ファサード」
心の奥のやらかいところに触りたいと思う気持ちも、それに恐れを抱いてしまうこともどちらも本人の意志であり自由で、そうして傷つけたり傷ついたりしながらみんな日々を生きている、もっときれいにパズルのピースがはまったらいいのにと思うけれど人生ってはかない
イ・ラン「あなたの能力を見せてください」
さっぱりと淡々としているのに明確な怒りがあり圧倒された
私もセックスに代わる愛情表現を日々捜している
星野智幸「モミチョアヨ」
三人称かと思いきや一人称だった
私も小学生の頃からしっくりくる一人称が無いとずっと思っていたのでとても親近感がわいた!誰かと話す際私は「わたし」と「あたし」の間のようなモニョモニョした喋り方をして誤魔化していることが多い

