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@mmm_mmm
2025年11月19日
この地獄を生きるのだ
小林エリコ
読み終わった
何かひとつ違ったら私も全く同じ人生を歩んでいたかもしれない
生活保護、ケースワーカー、自立支援医療制度……馴染みのある言葉ばかりだった
この本に出会うつい先日まで、いのちのとりで裁判についての記事をいくつか読み、生活保護受給者か蔑ろにされている現状に、ひどく腹を立てていた
生活保護をもらえたことで生きながらえ、就労にこぎつけたこと
でも生活保護だけでは人は生きていけないこと
立場が弱い人ほど多面的につながりを得たほうがいいということ
人が働くのは、貧困を抜け出すためではなく「人とつながりを得る」「誰かの役に立てたと実感する」ためだということ
色々なことを著者の目線に立つことで感じた
昔からエッセイは苦手だったけど、これはつっかえなく読めた
もっと色々なエッセイを読みたいと思う
