この地獄を生きるのだ
84件の記録
- とし@toshi25122026年1月25日読んでる読み終わった今年六冊目。「健常者と障害者の境目はなんだろう」「私が自分を障害者であると納得しているのは、この社会で生きづらさを感じているからである」「誰だって生きづらさを感じているが、それが生活に支障をきたすようになった時、何らかの障害があると認めざるを得ないのだろう」
くんちゃん@soup00552026年1月14日読み終わった借りてきた表紙はグレーが基調だし、タイトルが『この地獄を・・・』だし、と思っていたら表紙の自転車に乗っている女の子は笑顔なのであるのに読み終わった今気づいた(読んでいる時はカバーをかけていたので)気付けてよかった。

cookingalone@cookingalone2026年1月13日読み終わった生活保護は、生活費を与えることはできても、尊厳を与えることはできないのだ、ということがよく分かった。のだが、尊厳を与えるなどということは、誰にもできないのだから、ましてや、行政がそれを与えるとすれば、もはや、それは尊厳ではなく、非常にいろいろと難しいことではある。

みっつー@32CH_books2026年1月3日読み終わった今日も1日3食、食べました。 職場で同僚と雑談をして楽しかった。 お風呂場は寒かったけれど、お湯に浸かるととても暖かい。 そして布団の中で本を読み、今この文章を書いています。 「今日なにしてたの?」と人から聞かれれば、僕は上記のようなことを質問者に言うと思う。 けれど、実のところ、その項目の間に何千回という思考の迷いがあったかということは相手には伝わらない。 こちらとしても伝える方法がない。 朝ごはんを食べながらなんとなく一日の動きを考える。 同僚と雑談をしながら、家に帰ったらまずはどの作業から優先して進めるかを考えてしまったりしている。 お風呂に入っている間、電子書籍で本を読むか、YouTubeで動画を見るか激しく悩む(最近はお風呂か寝る前くらいしかゆっくり動画の視聴が出来なくなっている)。 本を読んでいると今日同僚と喋った中で「あの発言は良くなかったかもなぁ」とか「SNSで炎上してたあの人大丈夫かなぁ…」などの思考がチラついて来て集中できなくなったりする。 人は1日に3万5000回も選択・決断をするらしい。 えー、絶対してないよ。 と、つい最近まで思っていたのだけれど、本を読むようになってから、あとはYouTubeで動画をストックするという計算をするようになってからは、日常のうちに考えている時間というのがやたらと増えたような気がする。 今、これを書いている瞬間もそうかもしれない。 この文章は違う、この漢字これで合ってたか一回ネットで調べよう、こういう時の言い方もネットで調べよう、鼻を掻こう、頭を掻こう、一旦Xを見よう。 気が散りすぎである。 人は想像以上にめちゃくちゃ頭を使って生活している。 人付き合いでも、買い物でも、趣味でも、なんでもなんでも、考える、選択して、決断している。 でも、それらを普通に出来るって凄いことなんだと思うんですよ。 自由に“選択”出来るって、幸せなことなんだと思うんですよ。 小林エリコさんの『この地獄を生きるのだ』という本を読んだ。 この本は著者である小林エリコさんの自伝的ノンフィクション作品であり、彼女が短大卒業後に成年漫画雑誌(エロ漫画雑誌)の編集職に着くも、仕事の忙しさや日々の虚しさに静かに絶望していき、薬を過剰摂取して自殺を図るところから始まる。 そして、そこから社会復帰を果たすまでのお話だ。 ここまで書いてなんてヘビーなんだ、と思った。 しかし、読後の俺はとても晴れやかだ。 舐めないで欲しい(?) その後も何度も自殺を図ったり、生活保護を受けては恥ずかしい思いに駆られたり、デイケアに通っては施設への不安やスタッフとの不和を感じたり、新薬の宣伝のために統合失調症と勝手に診断されたりする。 晴れやかな要素皆無じゃねぇか。 ふざけるな。 しかし、ある日、彼女に転機がやってくるのだ。 職が見つかり、辱めを受けている気分にさせられている“生活保護”から抜け出すために必死に働くこととなる。 そこでのお仕事も、先に書いた成年漫画雑誌の編集と同じくらい忙しそうだったけれど、一度、底を感じた人間はとても強い。 この本を読むと、生活保護を受けている人への印象がガラッと変わる。 と言っても、もともと僕自身そこまでそういった保護を受けている方への印象を持ったことはあまり無かったのだけれど、ネット的に言えば「我々の税金で飯を食っている人」みたいな事だろう。 僕もそう言ったイメージがまず最初にやってくる。 まぁ、税金は当たり前にバンバカ引かれていくものなので、生活保護を受けている方がどうのこうのとは考えたことがなかった。 生活保護を受けるということは、それなりに、どころか、なにかしら、かなりの、退っ引きならない、事情がある。 それこそ、彼女のように恥ずかしいという思いをしながらも復活するための足掛かりとして利用する人もいれば、やっぱりパチンコなどに使ってしまうような人もいるらしい。 けれど、それでも現物支給ではなく、現金支給である必要があると小林さんは言っている。 お金に触れる機会を失えば、お金を使う技術が失われていく。 小林エリコ『この地獄を生きるのだ』p.133 この言葉は正直、めちゃくちゃ効いた。 お金を使うということも技術なんだ、と。 当たり前のことなんだけれど、僕は結構浪費家なのだ。 ギャンブルはやらないけれど、好きな作品の一番くじとかは絶対にやりたくなってしまう。 僕は、一番くじはこの世で最も悪どい人間が運営していると思っている(120%自分が悪いに決まっている)。 ここ1ヶ月、本を買いまくっていても思う。 人は満足いくまで物を買おうとすると一瞬で破産する。 だから、しっかりと吟味する。 買う前に考える。 これは本当に必要な物なのか、別の日まで持ち込んだり、セールを待ったりすれば良いのではないか? そうして考え抜いて選んだ物は、自分の血肉となって、吸収される。気がする。 生きるためにお金は必須だ。 けれど、上手に生きるためには、お金の使い方も学ぶ必要がある。 生活保護者に対して、冷たい声が多いイメージがあるけれど、日本では常に、再挑戦のチャンスが与えられている。 本著の言葉をお借りして“弱者”という言葉を使わせてもらうけど、弱者について知るということは、より良い社会を作る上でとても大切なことだと思う。 弱者に配慮できない人間がいる職場というのは相当にしんどい。 そしてその人たちは知らない。 自分も歳をとって、いつか自分が弱者になるということをまだ知らない。 知らないから、人は調子に乗る。 自分のことを棚に上げて、自分よりも弱い人間を虐げる。 理想論かもしれないけれど、一人一人の考え方を変えていけば、みんなが幸せを感じることができる社会を作ることが出来るかもしれない。 赤裸々に綴られた小林エリコさんの言葉を胸に、明日からも頑張ろうと感じた。 重たいテーマだけれど、もっと生きたいと思わせてくれる読書体験でした。 普通を選択できるということのありがたさを感じて、誰かにその選択肢を作れるような活動を続けたい。 いま一人で思い悩んでいるあなたに送りたい本だと、僕は思いました。- てねママ@tenemama_20252025年12月29日読み終わった『お金は目に見える「自由」である。』 凄く良い言葉。 生い立ちも境遇も全然違うのに、勝手に親近感を覚えてしまうのは何故だろう。自分もいつどうなるかわからないというか。
こたか@kotaka2025年12月8日読み終わった著者の小林さんは一貫して「働きたい」と考えている人なので、生活保護から抜け出せたのではないか、と思うと同時に、いや、そう考えている人でさえも、生活保護から抜け出すのは難しい、ということを書いた本ではなかったか、と思い直す。感想を述べるのが難しいが、あっという間に読んでしまったし、読んで本当によかった。多くの人に読んでほしいと感じた。


えつこま@e2coma2025年11月26日読み終わったタイトル通りの著者の「サバイバル」の軌跡。自殺未遂を何度も繰り返した小林さん、生きてこれを書いてくれてありがとうという気持ち。妙に羽振りのいい精神科クリニックの裏側、真剣に受給者と向き合わない生活保護ケースワーカー。読んでいて怒りを覚えた。小林さんは出版につながるぐらいの知性と判断力、行動力によりここから脱することができたが、現実にはそう上手くいかない人の方が多いのだろうと推測する。暗澹たる気持ち。

- 明@mmm_mmm2025年11月19日読書日記何かひとつ違ったら私も全く同じ人生を歩んでいたかもしれない 生活保護、ケースワーカー、自立支援医療制度……馴染みのある言葉ばかりだった この本に出会うつい先日まで、いのちのとりで裁判についての記事をいくつか読み、生活保護受給者か蔑ろにされている現状に、ひどく腹を立てていた(もちろん今でも) 生活保護をもらえたことで生きながらえ、就労にこぎつけたこと でも生活保護だけでは人は生きていけないこと 立場が弱い人ほど多面的につながりを得たほうがいいということ 人が働くのは、貧困を抜け出すためではなく「人とつながりを得る」「誰かの役に立てたと実感する」ためだということ 色々なことを著者の目線に立つことで感じた 昔からエッセイは苦手だったけど、これはつっかえなく読めた もっと色々なエッセイを読みたいと思う

まく@maku2025年11月19日読み終わったXで流れてきて知って、なんだか凄く気になって購入。 内容は重くて辛いが文章がとても読みやすく、サブタイトルの〈うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。〉を知りたすぎて一気読み。読了後は晴れやかな気分に。著者が生き続けてこの本を書いてくれて心から良かったと思えた。



阿部義彦@xtc1961ymo2025年11月12日読み終わった本日発売でもう読了。私の大好きなちくま文庫だけあり、久々に共感所か身につまされました。精神障害をかかえ自殺未遂を繰り返し、生活保護を受けながらも漫画の編集を通して何とか世間と繋がりを取り戻した著者。過去の自分を見てる様でした。私も胃洗浄を2回経験、入退院を繰り返し市でやってるデイケアにも通い、正社員になるも又バイトに戻り、両親も失い引きこもりの末、著者と同じNPO法人の世話になり保護を受けつつ金を貯めて通院し、保護から抜け出し「自立支援医療制度」の世話になりつつ、現在に至りますが今は病院とも縁が切れて普通の月給取りになりました、唯一の親族の姉には色々と頼りましたが、兎に角今は一人自由を満喫して、好きなだけ本が買えて読みまくれる生活を手に入れました。この著者は世話になったクリニックが金儲け主義でそれに利用されたり、市のケースワーカーがやる気の無い人だったり、総じて個人のNPO法人の方が頼りがいが有るのは私も痛感しました、私のとこでは保護の打ち切りまでしてくれました。悩んでる方は是非よんで欲しい本です。著者の小林エリコさん、サブカル好きが身を助けましたね!これは私的には今月のベストかも。

















































































