
り
@ryohei_13
2025年12月1日
BOXBOXBOXBOX
坂本湾
読み終わった
分からない小説だった。
霧のたちこめる宅配所で働く4人の姿を描く話。
延々と続く単純作業が徐々に人間の感覚を狂わせていく様が描写されている。霧によって常に視界は悪くて、あらゆるものが少し湿っているという、我慢できてしまう程度に続く不快が、感覚の麻痺と狂いを助長している。読んでいてもずっと少し不快で、夢なのか現実なのか妄想なのか分からない話が続いて、自分も霧の宅配所にいるような気分になってくる。
居心地が悪いのに、なぜか最後まですんなり読めてしまう、よく分からない小説だった。文学は難しい……。
