BOXBOXBOXBOX
124件の記録
図書館マン@tosyokan-man2026年1月17日読み終わった図書館本芥川賞候補作。パワハラの場面があるため、気を張りながら読んだ。 「これは凄い作品だ」と全員を虜にする方向の小説ではないように思えた。芥川賞のように、賞として認められる位置にあるよりかは 一部の人からこっそりモテているような、「隠れモテ」の存在が似合いそう。 めちゃくちゃ上手い小説だ!と絶賛できない粗はあるけれど、構成や表現の仕方は練られているように感じたし、辛い話なのに読ませられる文章だった。 一味違ったものを狙おうとする気概を感じた。今後にうっすら期待。
私の個室@yuco702026年1月12日読み終わった単行本ではなく文藝冬号の文藝賞受賞発表で読んだ。芥川賞も候補なので発表の前に読めてよかった。ところどころ引き込まれる。ラストが良かった。タイトルがなるほどと思った。文藝賞受賞の言葉がすごく良かった。

- 無教養@mukyoyo2026年1月12日読み終わった不気味な環境の中で単純作業を続け、みんながみんなおかしくなりそうな中で酒や盗み、物へあたることで気晴らしをしている。 そんな将来どうなるか分からない労働の中で、悲痛なだけでなく希望も感じることができる作品でした。 ループのようであるけれど、不安のなかで希望を見いだしたり、かと思ったらまた新たな問題を見つけたり、それをまた解決したり、労働とはその繰り返しで進んでいくのかもと思いました。

- マイキー@maikon92212026年1月8日読み終わった@ カフェ年末年始も仕事が忙しくてほぼ繁忙期である。店長が連勤だし午前中は休んでいいよと言ってくれたので、久しぶりの地元の喫茶店に赴き、読んだ。帯の角田光代先生の書評がしっくりと自分の感想に当てはまった。「共感も感情移入もさせず、4人は人間性をも感じさせず、現実か妄想かもはやわからない、それでも読ませる力のある小説だった」 前半は大衆に揉まれる一人として読んでいたが、あの出来事から主人公の様に生き生きとし始め、頁を捲る手も早くなった。 だが上手く感想が言えないので、これで終わる。


かわい書房@kawaishibou2026年1月7日読み終わった背景がずっと黒だった(自分の中でのイメージで)。閉塞感がすごい。そして霧の中にずっといる気分になる。 読んでから気づいたのだけど、文芸誌に載った号、購入してた。 雑誌で読むのと単行本の装丁で読むのってなんか違うよね(だだの言い訳)。
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2026年1月5日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、1月5日(月)open。11‐18時。ご来店お待ちしております。 坂本湾『BOXBOXBOXBOX』河出書房新社 宅配所で箱を仕分けるうちに生じた、禁断の衝動。新時代の〈労働〉を暴くベルトコンベア・サスペンス。 デビュー作にして芥川賞候補!サイン本が入荷しました。
マヤ@mayaya_20252026年1月5日読み終わった感想えっ、われわれ現代人ってこんなに空虚なの? これは小説だからではなく? と、突きつけられたような気がする。 箱であれ人であれ、中身を想像するということ自体が人間らしさだと思うのだが、それがどうでもよくなっていく(もしくは初めからどうでもいい)ところが読んでいて怖かった。 安くんの表情というか感情というか、顔が見えんのよ。 神代さんも稲森さんも他人のことはどうでもいいよというドライな感じで、そうですかではこちらもあなたたちのことはどうでもいいです、となってしまうのが怖いのよ…。 せめて斉藤さんには幸あれと思うのだけど、お昼寝タイムも短い間の幸せでこの後も苦労?が続くのだろう。 こぼれ落ちる内臓は温かい本物であってくれ、と思った。





あんどん書房@andn2026年1月4日読み終わった宅配荷物をトラックに積み込みする物流倉庫「宅配所」。午前中は向かい側のレーンも見えなくなるほど深い霧が入り込んでくるこの場所で働く四人の視点から描かれる作品。 単純作業の退屈を紛らわすために「箱の中身を想像する」という遊びをしていたが、ある出来事を境に盗みの快楽に溺れてしまう安。妻の入院費を稼ぐために働くものの、介護のストレスから仕事中に飲むほど酒に溺れてしまう斎藤。派遣の仕事を切られ、次への繋ぎの間だけと働くが、初日からレーンを蹴飛ばすほど仕事が嫌になっている稲森。盗品や破損など不始末の尻拭いやさまざまな雑務を押し付けられ、頭痛が止まらない契約社員の神代。 これは令和のプロレタリア文学。 レーンの一部となって人間らしさを剥奪される人々。彼ら彼女らはそれぞれ何らかの方法で抵抗を試みているのだが(間接的に描かれる技能実習生たちのストライキなども)、何か不気味で巨大な、霧に包まれる宅配所という存在の中で有耶無耶にされていってしまう。 最終的にはそれぞれ四人が向かう未来が描かれていて、そこは一瞬希望を持てるものの、根本的にはなにも解決してないよねというところ。そりゃまあ、この物流を要求する社会の側の問題なのだから、そんな簡単に変わらないだろう。 「鳩」たちはそんなアホらしい人間たちに対する自然の象徴なのかなぁと思った。 本文書体:イワタ明朝体オールド 装画:杉野ギーノス 装丁:川名潤



yt@yt2025年12月31日読み終わった「機械的な動作、繰り返しの作業、狭窄していく視野、そして真っ白」(p24) なんでもない状況描写なのに世界観強くて一気に持ってかれました。 「これが事件なのか、事故なのか、どこからが故意で、どこまでが運命なのか、誰にも判断がつかなかった」(p90) すべて薄霧につつまれていて、もやもやと、気持ち悪いのがいい感じ。 「今日もひとりで眠る」(p98) Readsのおかげで楽しい一年でした。 みなさん良いお年を。








北千住🔰@sundenai_yo2025年12月20日読み終わった無機質な文章が右から左にずーっと流れるような文章で、本当に工場のレーンに乗っている荷物のような気持ちでした 最後のもやにかかったようなエンドもいろんな人の感想を聞きたい
はぐらうり@hagurauri-books2025年12月19日読み終わった文藝賞受賞にして芥川賞候補作。不思議な作品だった。 いかにも文藝賞という次世代感がありつつも、芥川賞候補になりうる読みやすさも持ち合わせている。なにかが起こっているわけではなく極めて日常のお仕事小説でもありつつ、でもなにかは確実に起こっている、というサスペンス小説のようでもある。 中村文則が『銃』で出てきたときのような感じ。言語化ができなくてもどかしいけれど。あの頃はまだ感受性も豊か過ぎたのでかなり衝撃だったし、むしろ嫌悪もあったけれど、今この小説に近しいものを感じているのに、好感がある。 年齢を重ねることで受け止める土壌が広がることもあるんだなぁと思うと同時に、文藝の幅広さに慄くなど。 商品説明の「ベルトコンベア・サスペンス」に、何を言ってるの、と、サスペンスに落着させて良いのか、という思いもありつつ、令和の蟹工船とか言われても陳腐だなぁ、となってしまうし、表現が難しい。 とにかく読んで損はないので多くの人に読んでいただきたい。






こんじょー@konjo_note2025年12月15日読み終わった芥川賞候補と聞いて読んでみた。 ずっと夢の中にいるような、意識も自分の体も思い通りに動かせない、そんなもどかしさを感じながら読んだ。 緊迫した展開があるわけでもないのに、なぜかズブズブと引き摺り込まれて続きを読まされてしまう、不思議な力があった。

annamsmonde@annamsmonde2025年12月7日読み終わった表紙の色合いが好きで近づいたら この帯ですからもう 即購入でした。 宅配所で箱の中身を除きたくなっちゃう 禁断症状純文学なんて おもしろいに決まっている~( ᎔˘꒳˘᎔)️ はたして内容は不思議でした🤔 とんでもないものを覗いてしまったような気もするし。 何にもなかったような気もするし。 それを一瞬で読めちゃったのも不思議でした。 何度も冒頭にもどってループできてしまいそうな 中毒性のある文章だったのかもしれません。



り@ryohei_132025年12月1日読み終わった分からない小説だった。 霧のたちこめる宅配所で働く4人の姿を描く話。 延々と続く単純作業が徐々に人間の感覚を狂わせていく様が描写されている。霧によって常に視界は悪くて、あらゆるものが少し湿っているという、我慢できてしまう程度に続く不快が、感覚の麻痺と狂いを助長している。読んでいてもずっと少し不快で、夢なのか現実なのか妄想なのか分からない話が続いて、自分も霧の宅配所にいるような気分になってくる。 居心地が悪いのに、なぜか最後まですんなり読めてしまう、よく分からない小説だった。文学は難しい……。
































































































