ブックねこ "傲慢と善良" 2025年11月20日

傲慢と善良
傲慢と善良
辻村深月
自分の“嫌なほうの思考”が、えぐり出される小説である。 婚活まわりの話とはいえ、職場や友人の間での人間関係の話でもある。上から見たり下から眺めたり…ハッとして落ち込んで、考え直して成長して。もう大丈夫だと思った頃、突然にまた自分の傲慢に気づいたり。 生きてる間ずっと続く、個人的に静かな葛藤だと思う。
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