
niwa
@niwabun
2025年11月20日
国宝 下 花道篇
吉田修一
読み終わった
audible
面白かった〜!一気聴き!
俊介の復活からスタートする下巻。
2人が切磋琢磨して歌舞伎界を……みたいな爽やかストーリーを期待してたらダメージうけまくる。
あっち立てればこっちは立たず……
喜久雄が輝けば輝くほどに、陰の色も濃くなる様子が丁寧に丁寧に描かれてて、
終盤は喜久雄の孤独に泣きたくなった。
俊介の退場がピークと思いきや、まだまだまだまだ辛いことが起こって油断出来ない。
元々の喜久雄のカラッとした明るさを知る人がどんどんいなくなるので、喜久雄は歌舞伎と共にどんどん別世界へと向かおうとする、その背中に声を掛ける者はいないという……
寂しい背中を想像しては「誰か寄り添わないのか……」って呻いてた〜〜〜
徳次!!!!お前しかおらんのや!!!!
くーーーーーっっっ
映画行く前にと思って聴いたので、演目を映像で見られるの楽しみ!歌舞伎自体も観に行ってみたくなった良い作品だった!

