
まにまに
@-bookmark450
2025年11月20日
読み終わった
かつて読んだ
「かくあれかし」と言わんばかりの、手触りのいい、規矩にはまった物語が跋扈している中で、なぜそのような流れが出来てしまったのか、考察して欲しかった。
ラノベの隆盛、時に炎上する恋愛リアリティーショー、時代のアイコンとしての金原ひとみ。
私たちを流れるのはトラウマをめぐる悲嘆や慰撫の往還だと思う。
他に書かれていることは人生を追うごとに付いてくる、生きる知恵として、特に驚きはなかったけど、倫理を根幹とされている以上、閉塞感が閑却されることで、「物語」への希求は増すのではないか、とも思った。

