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まにまに
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現役書店員
  • 2026年1月2日
    三島由紀夫との六十年(1002)
    肉体的コンプレックスを超克しても、消えない虚無感。自らを愛しても愛してもやまないナルシシズムには、死は最良の金貨に見えたのかな。その踊り場を憂国と割腹に仕立てた児戯であると知りながらも。
  • 2025年12月31日
    茜唄(下)
    茜唄(下)
    翻案小説と言ってもいい中で、滅びるものの美学のようなものがひしひしと湧いていて、今村さんなりの解釈を楽しませてもらいました
  • 2025年12月31日
    茜唄(上)
    茜唄(上)
  • 2025年12月18日
    平家物語 2019年5月 (NHK100分de名著)
    光と影を主調とした、思い出そうとしても思い出せないある日の月の光のように、安田先生の視点は、この鎮魂の物語に、新たな光彩を投げかけている
  • 2025年12月18日
    平家物語 4
    平家物語 4
    いかなる悲壮にも美を見い出し、武芸や風雅に秀でた者を賛嘆する、その意識だけが、勝者も敗者もない、死をも塗り替えようと試みた物語だと思う
  • 2025年12月18日
    平家物語 3
    平家物語 3
  • 2025年12月18日
    平家物語 2
    平家物語 2
  • 2025年12月18日
    平家物語 1
    平家物語 1
  • 2025年12月18日
    平家物語 解剖図鑑
    角川ソフィアで感じたことをヴィジュアライズして愉しむ、その贅沢さよ
  • 2025年12月18日
    平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
    長編小説は、あらかじめ骨子を抑えておくと、見通しがよくなりますね
  • 2025年11月20日
    物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために
    「かくあれかし」と言わんばかりの、手触りのいい、規矩にはまった物語が跋扈している中で、なぜそのような流れが出来てしまったのか、考察して欲しかった。 ラノベの隆盛、時に炎上する恋愛リアリティーショー、時代のアイコンとしての金原ひとみ。 私たちを流れるのはトラウマをめぐる悲嘆や慰撫の往還だと思う。 他に書かれていることは人生を追うごとに付いてくる、生きる知恵として、特に驚きはなかったけど、倫理を根幹とされている以上、閉塞感が閑却されることで、「物語」への希求は増すのではないか、とも思った。
  • 2025年10月26日
    大手拓次詩集 (岩波文庫 緑 133-1)
    自然が垣間見せる美しさと、ひとの悲しみは、どうしてこんなに似てるんだろう。世界の広さの中に含まれてしまう「わたし」という存在が希薄になっていく感じ。ヘッドボードに置いては、時々、ページを開いてる。
  • 2025年10月24日
    沖縄について私たちが知っておきたいこと
    無知を忍んで息をする、みたいな苦しさを覚えた。知りすぎて動けなくなることもあるけど、これは頭に入れて、慎ましく所作を整えられる本だと思った。
  • 2025年9月2日
    モイラ
    モイラ
    潔癖は狂気 一寸の汚れも許さず 限りなく狂気に歩み寄る そこに中庸はなく 傷つけられた痛みを 怒りに変えることで 望んで敵を作ることで 自身の知らない欲望の アリバイになることさえある 理屈にならない友愛や 理解を超えた情欲が 運命の赤毛を証左するように突きつける時、 たゆたう違う自分自身の姿が まっさらな信仰を揺るがす 即時、 決壊した信心は いびつな半円を描いて はじめて理性とのバランスを保つのだろう まっしろの反対 灰色 灰色の反対 灰色 適度な穢れに 自分を 人を 知り尽くす動線がうごめいている
  • 2025年9月2日
    遠い山なみの光〔新版〕
    遠い山なみの光〔新版〕
    気づきの場所が、 北か南かもわからぬまま あてどなく進み続けていれば 交差する記憶が足元を照らしたり 時には重みになって 行き交う人たちと勾配を共にし 袂を分ったりして それでも歩んでしまう足並みを くさびとなる地点など知らぬまま 過去と呼べる日が来ることを 「生きる」というのなら、 このてのひらも かつての傷も 盲いて、等しく撫でる、 残照のような存在でありたいと 狂おしく願った
  • 2025年8月27日
    女人京都
    女人京都
    歩く度、京都の空気は濃く感じられる。それは天皇が千年いたかつての都の息吹であり、後に国風文化と呼ばれる、平安時代の作家や先達、その衣鉢を継いだとも言える、女性たちの呼気だったりする。現代でも男性が優位を占める時代の中で、悲喜交々、命を全うした彼女たちの行跡に、魔都とも言える京都の深さをいくつも垣間見た気がした。
  • 2025年8月18日
    「あの戦争」は何だったのか
    具体的な出来事をクローズアップするだけでなく、その源流とも言える背景も捉えることで、先の戦争も様々な解釈が成り立ってしまう。肯定・自虐といった二項対立ではなく、らせん状のマーブルな歴史観を幾度も解釈することによって、物語は豊かに醸成されていくのだと思った。
  • 2025年8月4日
    美しい夏
    美しい夏
    虚空も掴みたくなる衝動が、 何度足掻いても、込み上げて来て、 それでいて玻璃のように脆い感情は 砕けても砕けても砕ききれない季節が、 誰のこころにもあった。 十代の夏ってどこか永遠で、 どこまでも続く気がするけど、 背伸びして恋をしたり、 少し年上の同性に憧れたり。 顧みればそれは美しい季節。 だけど、 当時には当時なりの葛藤や嫉妬や涙なんかあって、その頃、苦しんでいた自分を 放っておく訳にはいかない。 性に対する好奇心や、 初めて体感する愛という疼きから吐き出される息はもう白く染まって、 季節の移り変わりを突きつけてしまう。 そしてその残酷な傷跡に気付かぬまま、 人は彼女を時に少女と呼び、時に女性と呼ぶ。 流血は甘い痺れを模倣して。
  • 2025年7月27日
    青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集
    青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集
    確たる視点や気分は保持できず、ただ、今、この地点に、見るべくして見える目の前の光景は、私があるいは、どの他人でもあり得たという、マクロとミクロの中間点のプリズムを、人知れず光らせているとも言える。輝きは呼吸するように、眩く、あるいは、鈍く、ただあるがままに、あり続ける。(パウル・クレー展で購入したブックカバーのおかげで読書が捗りました😊)
    青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集
  • 2025年7月26日
    月に吠える
    月に吠える
    こころが暗(あん)に傾ぐとき、太陽をむしったような白昼の光は眩しすぎて、陰日向の方が落ち着いた気持ちになったりする。孤独や悲しみを丁寧に撫でることは、案外、世界の普遍に触れていて、なんだか安堵に包まれる。萩原の詩がそうであるように。
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