
it_shine
@it_shine
2025年11月20日
理系の読み方
大滝瓶太
読み終わった
大学で物理を専攻していたから読めたのかなという感じだったかな。面白かったと思う。物理・数学をてこにして小説を解読するような本だけど、物理・数学の理解がないとついていけない内容だと思う。
最後の、滝口悠生さんについての「私」「私’」についての論考は、わからないなりに興味深く読みました。分かったつもりになったというか。
わからないことが自分の中にあること、それを追求する行為が小説を書くということなのかも、というのは新たな視点で面白かった。
借りた本だけれど、購入する。はっきりと分かってないところがあって、それは本を読んだり文章を書いたりするうちにわかるようになるような感じがとてもするから。時間と共に読みの変わる本だと思う。








