
はな
@hana-hitsuji05
2025年11月22日
平場の月
朝倉かすみ
読み終わった
Kindle Unlimited
Kindle
誰かのインスタ見てネタバレくらったと思っていたけど、そのネタはわりかし早い段階で明かされた。
最初はちょっとウッとなってた文章にも中盤から気にならなくなった。
可能性や状況的について自分も考えられる部分が幾つかあって、この気持ちを何と例えたら良いのか胸の中が今、マーブルマーブル🌀
これを言ったらきっと相手が引くよねって思うような暗部について考えた。
多分、相手の暗部についてはどうでもいいというかひっくるめることが出来るのに、許せないのは自分の持ってるものの方なんよね。
清廉潔白ではない自分(というか、過去とか色々)を抱えてこの2人が育てている純粋なものは何だろうな。
汚い水を濾過したら飲めたことに驚くような。
立ち会ってしまった愛(これをそう呼ぶのかさえちょっと迷うようなもの)によっては、上手くやろうとして頑張った時こそ、方向違うしそもそも間違える。
今までの恋愛や自分がその時、確かに欲してると思った幸せを目指して生きてきた時間、無駄じゃないかもしれんけど、じゃあ何だったんだろうと自問。
夕方、どこからか漂ってくる誰かの家の夕飯の匂いみたいなせつないようなしんどさ。
あたたかくてなんか幸せな良い匂いから逃げることが出来ない。どこにいても窓から冷たい風に乗って入ってくる感じ。
泥水みたいだったのに、ごくごく飲めたことで喉が乾いてたことに気付かされたような気持ちで、置いていかれた時みたいに呆然としてる。くそー。









