平場の月
47件の記録
はな@hana-hitsuji052025年11月22日読み終わったKindle UnlimitedKindle誰かのインスタ見てネタバレくらったと思っていたけど、そのネタはわりかし早い段階で明かされた。 最初はちょっとウッとなってた文章にも中盤から気にならなくなった。 可能性や状況的について自分も考えられる部分が幾つかあって、この気持ちを何と例えたら良いのか胸の中が今、マーブルマーブル🌀 これを言ったらきっと相手が引くよねって思うような暗部について考えた。 多分、相手の暗部についてはどうでもいいというかひっくるめることが出来るのに、許せないのは自分の持ってるものの方なんよね。 清廉潔白ではない自分(というか、過去とか色々)を抱えてこの2人が育てている純粋なものは何だろうな。 汚い水を濾過したら飲めたことに驚くような。 立ち会ってしまった愛(これをそう呼ぶのかさえちょっと迷うようなもの)によっては、上手くやろうとして頑張った時こそ、方向違うしそもそも間違える。 今までの恋愛や自分がその時、確かに欲してると思った幸せを目指して生きてきた時間、無駄じゃないかもしれんけど、じゃあ何だったんだろうと自問。 夕方、どこからか漂ってくる誰かの家の夕飯の匂いみたいなせつないようなしんどさ。 あたたかくてなんか幸せな良い匂いから逃げることが出来ない。どこにいても窓から冷たい風に乗って入ってくる感じ。 泥水みたいだったのに、ごくごく飲めたことで喉が乾いてたことに気付かされたような気持ちで、置いていかれた時みたいに呆然としてる。くそー。









ちこたん@chicotan_chicolate2025年11月19日買った読み終わった@ 自宅秋深まる中、ほろ苦い、良い読書体験でした。 映画、見ようかどうしましょうかね…(悩む)。 悲しいけれど、須藤は当時から太くなるしかなかったし、今も強がるしかなかったのだろう。頼りたい、頼りたくない、迷惑はかけたくない、ちょうどよく幸せでいたい、失望したくない、それがあの選択だったのかと。 読もうとしているみなさん、読んでいる途中のみなさん。 読み終えてから、もう1周してほしいです。 あやふやで謎だらけな時系列がつながると、とても、とても切なくなります。


はな@hana-hitsuji052025年11月17日読み始めたKindle UnlimitedKindle何気にKindle Unlimitedで見つけて読み始めている。 少し表現とか言い回しが苦手な部分があるけど、読むのを止めるほどではない。 (数滴ほど村上春樹みを感じたのかもしれない。 男性視点で描かれていて、男の人って黙っている時や誰かと話している時、こんなふうに沢山物事を考えたり、人の仕草や表情について比喩を交えて考えたりしているのだろうか、とふと思った。 そんなことこれまで考えたことがなかった。 頭の中でずっと物事を考え続けている人の思考を文章にするとこんな感じなんだろうか。 たわいもないけど、こうなんだろうか。







ちょこれーと*@5_ogd2025年10月6日読み終わった久しぶりの読書。 こちらは映画館で観た予告で『大人のラブストーリー』というところ、また、映画verの紫みがかった装丁の美しさに惹かれて読み始めた。 端的に言うと、主人公である青砥の日記を覗き見ているようなお話だと思った。想い出としてサラッと出てきたやり取りが、後からまたこんな場面での会話だったと詳細が明らかになる。前の方のページに戻って確認してまた次のページを読み進める…人生を振り返るような心地の読書体験だった。 当たり前にまた会えるはずだった1年後の約束の日。日常というものがどれだけ儚く脆く崩れやすいものかという尊さを物語る。 人生歩みを進めていれば人に見せたくない面、触れられたくない過去が誰にだってある。自分だけじゃない。そういったものも抱えて生きていくしかない。これから先を生きる為の道標になってくれるようなお話。 結末としては悲恋だけれど、これは平場に暮らす自分たちの現実、それを投影した物語なのだと痛感した。
ちょこれーと*@5_ogd2025年9月29日読み始めた「家に帰って用事を足してるうちにチー坊効果が薄れていって、ときどき『ちょうどよくしあわせだ』と感じた自分が実におめでたい人物だと思えてくることがあってね。布団に入るころには、もしやり直せるとしたら何歳に戻りたいとかさ、そこそこ本気で考えちゃうんだ。空想であそぶ時間は愉しくないこともないけど、なんだろうなあ、いま抱えてるちょっとした煩わしさが寄り集まって、雨雲みたいに広がって、湿気ったきもちになってたりするんだよ」- すきま読書@sukimadokusho2025年9月23日読み終わった読み終わってしまった… 最初に死別することがわかっているから ページをめくるたびに須藤の死に近づいてる寂しさ。 なのに、青砥が余裕のあるいい男なもんでどこまで須藤を幸せにしてくれるんだ!と思って ぐんぐんと読み進めてしまったー。


わん たかすぎ@kiakata19892025年9月22日読み終わった心に残る一節…求婚した原動力はとどのつまり「このひとと生きていきたい」だった。… うん、そうだよな。 ゴチャゴチャ考えず、シンプルなその気持ちだけでお互いがそう想い合って一緒になれるのが一番幸せだと思う。
mion@mion_11072025年9月21日読んでる昔、駄菓子屋に売っていた、短いストローでふくらます、虹色の風船みたいな好意がふたりのあいだで呼吸していた。 … というところにハッとして好きだと思った。あと半分。
もん@_mom_n2025年7月6日読み終わった心に残る一節@ 自宅自分が一番信頼している作家が「めちゃくちゃすごい。文章もうますぎる」と絶賛していたのですぐさま購入。 本当にすごかった。文章のうまさに数えきれないほど唸り、付箋を貼りまくった。普段本を読んでいて泣くことは滅多にないが、この本の最後は読みながら自然と泣いていた。読めてよかった。 p.82 今回の検査結果で、希望をたっぷり染み込ませた綿を手に入れたような気がした。握りしめるたびにしずくの落ちる、この綿があれば、強いこころでいられる。きっと。 p.160 落ち込みも深いようで、あんなに姿勢がよかったのに、だんだんと猫背になった。三日月のネックレスが首から離れて垂れ下がり、ときに揺れた。 p.243 そんなことはないはずだ。あのときも、ほら、あのときだって、通じ合ってんなって分かっちゃったこと、あったじゃねーか、と思うのだが、具体的な場面はなかなか出てこなかった。


































