平場の月

26件の記録
- ちょこれーと*@5_ogd2025年9月29日読み始めた「家に帰って用事を足してるうちにチー坊効果が薄れていって、ときどき『ちょうどよくしあわせだ』と感じた自分が実におめでたい人物だと思えてくることがあってね。布団に入るころには、もしやり直せるとしたら何歳に戻りたいとかさ、そこそこ本気で考えちゃうんだ。空想であそぶ時間は愉しくないこともないけど、なんだろうなあ、いま抱えてるちょっとした煩わしさが寄り集まって、雨雲みたいに広がって、湿気ったきもちになってたりするんだよ」
- すきま読書@sukimadokusho2025年9月23日読み終わった読み終わってしまった… 最初に死別することがわかっているから ページをめくるたびに須藤の死に近づいてる寂しさ。 なのに、青砥が余裕のあるいい男なもんでどこまで須藤を幸せにしてくれるんだ!と思って ぐんぐんと読み進めてしまったー。
- わん たかすぎ@kiakata19892025年9月22日読み終わった心に残る一節…求婚した原動力はとどのつまり「このひとと生きていきたい」だった。… うん、そうだよな。 ゴチャゴチャ考えず、シンプルなその気持ちだけでお互いがそう想い合って一緒になれるのが一番幸せだと思う。
- mion@mion_11072025年9月21日読んでる昔、駄菓子屋に売っていた、短いストローでふくらます、虹色の風船みたいな好意がふたりのあいだで呼吸していた。 … というところにハッとして好きだと思った。あと半分。
- もん@_mom_n2025年7月6日読み終わった心に残る一節@ 自宅自分が一番信頼している作家が「めちゃくちゃすごい。文章もうますぎる」と絶賛していたのですぐさま購入。 本当にすごかった。文章のうまさに数えきれないほど唸り、付箋を貼りまくった。普段本を読んでいて泣くことは滅多にないが、この本の最後は読みながら自然と泣いていた。読めてよかった。 p.82 今回の検査結果で、希望をたっぷり染み込ませた綿を手に入れたような気がした。握りしめるたびにしずくの落ちる、この綿があれば、強いこころでいられる。きっと。 p.160 落ち込みも深いようで、あんなに姿勢がよかったのに、だんだんと猫背になった。三日月のネックレスが首から離れて垂れ下がり、ときに揺れた。 p.243 そんなことはないはずだ。あのときも、ほら、あのときだって、通じ合ってんなって分かっちゃったこと、あったじゃねーか、と思うのだが、具体的な場面はなかなか出てこなかった。