
おとわ
@otty1211
2025年11月22日
飼い犬に腹を噛まれる
ほしよりこ,
彬子女王
読み終わった
感想
@ 自宅
なんて素敵なのー!!
この本は女子みんな好きなんじゃなあい?
みんな好きなんじゃなあい?
自分の中の年相応の女の子な部分をくすぐられるんじゃなあい?
心がほくほくしつつも、背筋がスンと伸びるような、心が澄むような、ああ、私が住む日本ってこんな国でしたか、とこの年になって知ることのできるあまりにも素敵な本でした。
「お米が神々の世界と人間の世界を仲立ちするものであり、御霊代でもある」
なんでこんなに彬子女王はお米について書くのか、かなりのページを「お米」について書かれていることにふんわりと不思議さを感じたけど、今、「神々の世界と人間の世界を仲立ちする」って天皇がずっとそういう存在ではなかったか、と気付きました。
きっと私たち以上に彬子女王はお米に対して親近感を抱いているに違いない。
にしても、なんてこう素敵な視線で日本を見つめているんだろう。
こういう女性であれたらなあ、品とはこういうことを言うのだなあ、とほくほくせざるを得ない一冊でした。
