土田(つちだ) "六人の嘘つきな大学生" 2025年11月23日

六人の嘘つきな大学生
読み進めるうちに登場人物の印象が二転三転するフーダニット作品。この事件において「犯人」はいても完全な「悪人」はいない、というまとめ方が鮮やか。人のある側面を見ただけで全てを知った気になってはいけないという戒めが説得力をもって書かれていて、とても面白かったです。 告発されるような後ろ暗いことに「心当たりがまったくない」嶌さん、かっこよすぎる……!
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